Coltraneのレコード [ジャズ]
正月の暇な間に、横浜の自宅に持ってるレコードをデジタルに落とそうと思って、とりあえずColtraneのレコードを掘り出した。ColtraneのImpulse!での録音はほとんど持ってるはず、と思っていたんだけどちょっとしかなかった。女房に聞いてみると「押し入れの奥の段ボール箱の中かも」とのこと。先カンブリア紀以前の地層では発掘にかなり時間を要してしまうので諦めることに。
とりあえず、すぐ出てきたのを落とした。
「Giant Steps」、「Live in Japan」、「Sun Ship」、「Acsension」、「Live at Village Vanguard」の五つ。写真ではよくわからないけど、どれも30cmLP。ばかでかくて重い。
「Acsension」は買ったものの2度聴けなくてほったらかしだった。ひょっとすると35年ぶりに聴く。今聴いても厳しいけど、僕はどっちかといえば「フリー」なColtraneよりも「スピリチュアル」なColtraneのほうがつらい。「Live in Japan」はもっとラリってると思ってたけど案外聴ける。「Live at Village Vanguard」は昔思ってたより暗いなあ。
見直したのは「Sun Ship」。あんがいバックが熱い。1曲目「Sun Ship」のMcCoyはいい。それにいつも録音が悪くて何やってるのかよくわからないことの多いJimmy Garrisonも太い音でちゃんとリズムをサポートしてるのがよくわかる。これも録音はサイテーの部類には違いないが。
気をつけて十分掃除してから針を落としたんだけど、(Acsension以外は)スクラッチノイズがぷちぷちいたるところに入る。鳴らしている間、家人には「そーっと歩くように」と戒めたが、それでも振動を拾っているようなところが数カ所あった。昔はこんなの聴いてたのね。今はCDでさえ戸棚の中を探してきてプレーヤに乗せてというのがすでに面倒。
もう、128kbpsの高圧縮AACで十分。人間の耳なんてええかげんなもんだし、どうせ僕は5kHz以上はなにが鳴ってるかわからないし、そもそも録音されたものはもとの音楽とは別物だと僕は思ってるし。
SACD?なにそれ?
そういえばDVD-Audioなんてのもあったよな。
編集するわけでもないのに96kHz24bitサンプリング? アホちゃう?
私などは3kHzで-20dBです。軽度の難聴の部類です。(^^;
by たこやきおやじ (2009-01-10 09:13)
コメントありがとうございます。
私も10年ほど前に突発性難聴をわずらって左耳はたこやきおやじさんと同レベルの周波数特性で、電話の声などは聞き取りにくいです。では、音楽が解らなくなったか、というとやはりそれは別と言う気がします。
by decafish (2009-01-10 10:59)