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偏光の計算 - その13 [偏光のMathematicaによる計算]

Mathematicaによる偏光状態の計算。今日でおしまい。Mathematicaの具体的なコードをアップロードする。光学を勉強中でMathematicaが使える学生さんなんかがいたら見てほしい。

このpol.tar.zipをダウンロードする。tarアーカイブがzip圧縮されているので解凍するとpolarizationDistribというフォルダができる。この中身は

-rw-r--r--@ 1 yimada  yimada  11061  3  3 22:07 Polarization.m
-rw-r--r--@ 1 yimada  yimada  63012  3  3 22:41 Polarization.nb
-rw-r--r--@ 1 yimada  yimada    664  3  3 22:40 README.txt
-rw-r--r--@ 1 yimada  yimada  17168  3  3 22:19 examples.nb
-rw-r--r--@ 1 yimada  yimada  83188  3  3 22:30 polarizationPackageReference.pdf
となっている。 *.nbはMathematicaのノートブックファイル。*.mはMathematicaパッケージファイル。Mathemaitca 6.0用になっている。使い方はpolarizationPackageReference.pdfに書いた。pdfファイル以外はどれも改行コードがunixのLFになっているのでWindowsでは読みづらいかもしれないが、ノートブックファイルはMathematicaで開けば問題ない。

Mathematica 6.0を持っていればとりあえずPolarization.nbを開いて、途中にある

 Evaluate this subsection if you don't  want package style.
と書いてあるセクションを選択して評価(Shift-Return)する。

また、ちゃんとインストールするなら例えばMacOS Xなら

 /Library/Mathemaitca
などに、Windowsなら
 C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Mathematica
Linuxでは
 /usr/share/Mathematica
などの中にあるApplicationsディレクトリの中に
 Optics
というディレクトリを作り、その中にPolarization.mをコピーする。そのパスは例えばMacOS Xなら
 /Library/Mathemaitca/Applications/Optics/Polarization.m
となる。このパスはMathematica上で
 $Path
にあるディレクトリならどこでもいい。標準的には
 $BaseDirectory
 $UserBaseDirectory
が望ましい。

そしてMathematicaでExamples.nbを開き、先頭の

 Needs["Optics`Polarization`"];
を評価するとパッケージが読み込まれる。詳細はpolarizationPackageReference.pdfにある。


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コメント 6

jun hirabayashi

 偏光のMathematicaによる計算カテゴリが、カテゴリからのリンクが無効になってるようです。うぅ。
by jun hirabayashi (2014-06-29 19:30) 

decafish

ご指摘ありがとうございます。
確認しましたが、現在は生きているようです。

僕はso-netが、トラフィックが多くて(僕のページが、ではなくてso-net全体として)バックエンドから帰ってこないとき、そのページが「ない」と返事するという経験を何度かしました。

それとも単に、アクセスの少ないページは無かったことにしたい、というso-netの気持ちの現れかもしれませんが。
ご確認ください。

by decafish (2014-06-30 20:46) 

jun hirabayashi

 (私の勘違い…というより間違いで)カテゴリじゃなくて、Google検索で数日前まで「偏光のMathematicaによる計算」でトップに出てきていた”2009/03/07 - 偏光の計算 - その13 [偏光のMathematicaによる計算]”
http://decafish.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300477429-1
が「ない」という感じに表示されちゃう…という具合でした。ただ、今はGoogle検索トップで違うページが出てきてるので、もう大丈夫です!ポワンカレ球いいですね。

by jun hirabayashi (2014-07-01 20:45) 

decafish

うわ、ほんとですね。「偏光 Mathematica」でググると僕のページがトップになります。単なるブログのページが2ワードの検索でトップになったりすることがあるんですね。はじめて知りました。

というか、冷静に考えれば超狭い領域でのトップでしかないです。でも「鶏口牛後」との故事もあります。「鶏口」の代表として酒をついでもらうときには「とーとととととと、もけっこ!」ということにします(落語の枕ですな)。

ところでポアンカレ球がわかるようになると、ポアンカレさんみたいな神様のような数学者がなんとなく身近に感じられてすごくうれしいです。ポアンカレさんの業績で僕が理解できるのはほとんどこれだけですけど....
by decafish (2014-07-01 21:23) 

mathnb

>腰も砕けよ 膝も折れよ
は ツライよ
by mathnb (2020-11-13 09:42) 

decafish

どこが?
by decafish (2020-11-13 20:52) 

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