SSブログ

Lilypond on Leopard その6 [音楽の周辺]

Lilypond Unstableの最新版2.13.3でMac OSX10.5で表示されなかったメニューが出るようになった。

7/2付けのニュースで「やっと直った」と書いてある。1、2週間でStable版もメニューの部分の修正したものをリリースするとある。

試しにダウンロードしてみた。ブラウザのautomatic language selectionで日本語ダウンロードページに行くと2.10.3しかダウンロードできないのでバイナリのアーカイブから最新版を落とした。

おお、ちゃんとメニューが表示された。よかったね。
こないだ教えてもらった音符をクリックするとソースの位置を表示して選択状態にする機能もちゃんと動いた。ただし、

  1. パスに日本語が含まれているとLilypondが最前面に来るが、選択状態にならない
  2. PDF表示にAdobe Acrobat Readerを使っていると毎回「セキュリティ警告」のダイアログがポップアップする
日本語の問題はタイプセットそのものがうまくいかないときもあるので(例えばconvert-lyはASCII以外が含まれたパスは通らない)仕方ないとしても、「セキュリティ警告」は実質的に使い物にならない。ダイアログをサプレスする設定があるかもしれないけど見つからなかった。

僕はLilypondアプリではなくてTeXShopを使っているのでメニューが表示されるようになったこと自体はそれほどうれしくない。

TeXShopにも「Synchronization」と言う機能があって、コマンドキーを押しながらpdfをクリックするとそのソースを対応する部分を選択し、その逆はpdfの該当部分を囲うような赤丸が表示される。

TeXShopのこの機能は(デフォルトでは)pdfファイル内の文字列検索の機能を使って実現されている。従ってある程度長めの地の文がある部分を指定しないとちゃんと動かない。

Lilypondのほうはpdfへのurlの埋め込みを利用しているので、メカニズムが全然違う。TeXShopにはマクロ機能やスクリプトを実行する機能があるのでそれを使ってLilypondのソースとpdfを行き来するようなのが書けるかもしれないけど、TeXShopのソースに手を入れる以外のやりかたを思いつかない。

なんとかしたいけど。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。