gsl1.15が出てる [数値計算]
うっかりスルーしてたけど、今月初めにgsl-1.15がリリースされていた。gsl-1.14のリリースから1年以上経っていて、リリース間隔がかなりあいてきた。
今回もバグフィクスはそれほどなくて、機能拡張/追加がメインになっている。バグも実質的な影響の少ないものばかり。それでも、特定のパラメータでは計算結果が間違っていたり、チェビシェフ展開の微分を直接計算する関数があるパラメータを与えるとクラッシュしていた、などのけっこう痛いバグが今頃になって修正されている。
昔、Mathematicaのクローンを作ろうと思っていた。Mathematicaのシンタクスがそのまま使えて、数値計算はgslをまるまる呼んで、グラフィクスは自分で作ったライブラリを呼べばいい、と考えた。シンタクスの処理はLISPの評価エンジンを書けばたいした手間はないし、代数演算や無限精度数やパターンマッチなんかは実装が大変なんで無視するような「なんちゃってMathematica」でいいや、それでもそれなりに使い道はあるんではないか、と思っていた。
その「なんちゃってMathematica」は構想だけでもう数年店晒しだし、グラフィクスライブラリも途中でほったらかしになっている。そんな間にgslは堂々たる数値計算ライブラリに成長して完成の域に到達しつつある。こういう努力にはほんとに頭が下がる。
僕もがんばろう...と、とりあえず思った。思っただけで終わりそうだけど...
今回もバグフィクスはそれほどなくて、機能拡張/追加がメインになっている。バグも実質的な影響の少ないものばかり。それでも、特定のパラメータでは計算結果が間違っていたり、チェビシェフ展開の微分を直接計算する関数があるパラメータを与えるとクラッシュしていた、などのけっこう痛いバグが今頃になって修正されている。
昔、Mathematicaのクローンを作ろうと思っていた。Mathematicaのシンタクスがそのまま使えて、数値計算はgslをまるまる呼んで、グラフィクスは自分で作ったライブラリを呼べばいい、と考えた。シンタクスの処理はLISPの評価エンジンを書けばたいした手間はないし、代数演算や無限精度数やパターンマッチなんかは実装が大変なんで無視するような「なんちゃってMathematica」でいいや、それでもそれなりに使い道はあるんではないか、と思っていた。
その「なんちゃってMathematica」は構想だけでもう数年店晒しだし、グラフィクスライブラリも途中でほったらかしになっている。そんな間にgslは堂々たる数値計算ライブラリに成長して完成の域に到達しつつある。こういう努力にはほんとに頭が下がる。
僕もがんばろう...と、とりあえず思った。思っただけで終わりそうだけど...
2011-05-19 22:42
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