会社にいる夢を見る [分類してもしょうがないもの]
歳をとってから夢も見ずに寝るということが少なくなった。変な夢をいっぱい見るんだけど、会社にいる夢をときどき見る。学校で試験を受けている夢を見るという人の話をよく聞くけど、僕はたまーに大学の夢を見るぐらいで、小中高校はまったくでてこない。そのかわり会社にいる夢、それも今の会社でもなければその前の仙台でもなくて、ずっと昔の(もちろん前の会社の)本社にいる夢をよく見る....
言うまでもなくいちばん多いのは、トイレを探してビルの中を走り回る夢。切羽詰まって階段を一段抜かしで駆け上がったりして、違う階のトイレに飛び込んだりする。たいてい人がいっぱいだったり、壊れてたり、なんか要するにいろいろ障害があって用をたすことができない。うろうろしているうちに目が覚める、という夢で、他の人もよく見る夢だろう。
僕の場合、トイレを探す夢ではなぜかその本社ビルのフロアがしょっちゅう出てくる。僕が本社にいた頃はフロアのレイアウトは頻繁に変更があったけど、もちろんパーティションを建て替えるぐらいで、壁なんかは変わらない。出入り口や階段の位置とトイレの位置の関係はよく覚えているということだろう。でも細かいところはいつも同じではなくて、壁が妙なぐあいに湾曲して先が見通せなかったりする。
トイレを探す夢以外にも、前の会社のフロアが出てくることがよくある。
つい何日か前にも、昔の会社にいて自分の机から立ってフロアの隅の自販機まで行く夢を見た。ほんとにそんなものがあったかどうか思い出せないんだけど、夢の中では大きな自販機があってディスプレイにいろいろなものが並んでいる。缶が色とりどりにあって多いようだけど、ペットボトルも並んでいる。どれが何なのかわからないし、名前が表示されてるけど文字の色ぐらいしかわからない。スポーツドリンクのペットボトルを買おうとして探すと同じものが2本並んでいる。
商品の同じ名前が赤い字でそれぞれ書いてあって、値段がその下に大きく表示してある。右側が125円、左側が126円になっている。なぜ同じでないのか、その1円の差が何なのかわからない。でも1円の差だったらとりあえず、と思って硬貨を入れて値段の高い方のボタンを押した。
ごろんごろんという音がしてペッドボトルが出た後に、お釣り受けに1枚ずつ硬貨が出てくる音がする。取り出そうとすると全部が1円玉で、次々出てきて何枚出てくるのかわからない。入れた金額がいくらだったのか思い出せなくて、自販機の前にしゃがんで1枚ずつ出てくる1円玉を取り出しては小銭入れに入れるということを繰り返していると、当時の同僚たちがなんだなんだと集まってくる。これ、いつ終わるんだろう、とぼんやり考えているうちに目が覚めた。
また昨夜は、珍しく本社のフロアでなくて、別の建物が出てきた。でもそれも会社の建物で、たいてい大勢で会社の偉いさんの話を聞く、というようなことに使われているホールのある建物だった。僕も実際にその中の一人として並んでパイプ椅子に座るということが年に1回以上のペースであった。
昨夜はホールに入るドアに向かって歩いていた。中に入らないといけないらしい。重いドアを開けるともう何かが中で始まっていた。
入ったドアとは反対側のステージ上に僕の昔の上司がいてマイクを持って喋っている。彼が司会者らしい。彼は僕を見つけて、喋りながら僕に向かって早く上がってこい、というジェスチャをしきりにしている。フロアにいる人たちもさっさと上がれ、と僕に急かす。なんだかみんなイライラしている。よく見るといつものパイプ椅子ではなくて、丸テーブルがランダムに並べられていてみんなその周りに座っている。テーブルには白いクロスがかけられていて、そのちょうど真ん中にのっぺりと白く先の尖った細長い塔のようなものが立てられている以外は何も乗っていない。
よくわからないまま、何人もの人につぎつぎと小突かれながらステージまで来て、ずっと喋っている司会の上司に手を引っ張られて1mほどの高さのステージにどっこいしょ、と登ってしまった。上司は喋り続けたままちょっと言葉を切って、そのまま続きを喋れというふうにマイクを僕に渡す。彼が何をしゃべっていたのかもわからないし、どうすればいいのかぜんぜんわからないのでおろおろしていると、上司までイライラした顔つきになって、小声で僕に
「人生には、みっつの袋があります、だろっ」
と催促する。持ち重りするマイクを握る手が汗ばんで冷たくなって、心臓がどきどきしてくるんだけど、何を言えばいいのかわからないまま、ぼーっと立ち続けているうちに目が覚めた。
こう書くと何だか狙ったネタみたいに感じるけど、夜明け前に冷え込んだらしくて、布団の外に出ていた手が冷えてしびれていた。
いや、ほんとにネタじゃないんだってば。
言うまでもなくいちばん多いのは、トイレを探してビルの中を走り回る夢。切羽詰まって階段を一段抜かしで駆け上がったりして、違う階のトイレに飛び込んだりする。たいてい人がいっぱいだったり、壊れてたり、なんか要するにいろいろ障害があって用をたすことができない。うろうろしているうちに目が覚める、という夢で、他の人もよく見る夢だろう。
僕の場合、トイレを探す夢ではなぜかその本社ビルのフロアがしょっちゅう出てくる。僕が本社にいた頃はフロアのレイアウトは頻繁に変更があったけど、もちろんパーティションを建て替えるぐらいで、壁なんかは変わらない。出入り口や階段の位置とトイレの位置の関係はよく覚えているということだろう。でも細かいところはいつも同じではなくて、壁が妙なぐあいに湾曲して先が見通せなかったりする。
トイレを探す夢以外にも、前の会社のフロアが出てくることがよくある。
つい何日か前にも、昔の会社にいて自分の机から立ってフロアの隅の自販機まで行く夢を見た。ほんとにそんなものがあったかどうか思い出せないんだけど、夢の中では大きな自販機があってディスプレイにいろいろなものが並んでいる。缶が色とりどりにあって多いようだけど、ペットボトルも並んでいる。どれが何なのかわからないし、名前が表示されてるけど文字の色ぐらいしかわからない。スポーツドリンクのペットボトルを買おうとして探すと同じものが2本並んでいる。
商品の同じ名前が赤い字でそれぞれ書いてあって、値段がその下に大きく表示してある。右側が125円、左側が126円になっている。なぜ同じでないのか、その1円の差が何なのかわからない。でも1円の差だったらとりあえず、と思って硬貨を入れて値段の高い方のボタンを押した。
ごろんごろんという音がしてペッドボトルが出た後に、お釣り受けに1枚ずつ硬貨が出てくる音がする。取り出そうとすると全部が1円玉で、次々出てきて何枚出てくるのかわからない。入れた金額がいくらだったのか思い出せなくて、自販機の前にしゃがんで1枚ずつ出てくる1円玉を取り出しては小銭入れに入れるということを繰り返していると、当時の同僚たちがなんだなんだと集まってくる。これ、いつ終わるんだろう、とぼんやり考えているうちに目が覚めた。
また昨夜は、珍しく本社のフロアでなくて、別の建物が出てきた。でもそれも会社の建物で、たいてい大勢で会社の偉いさんの話を聞く、というようなことに使われているホールのある建物だった。僕も実際にその中の一人として並んでパイプ椅子に座るということが年に1回以上のペースであった。
昨夜はホールに入るドアに向かって歩いていた。中に入らないといけないらしい。重いドアを開けるともう何かが中で始まっていた。
入ったドアとは反対側のステージ上に僕の昔の上司がいてマイクを持って喋っている。彼が司会者らしい。彼は僕を見つけて、喋りながら僕に向かって早く上がってこい、というジェスチャをしきりにしている。フロアにいる人たちもさっさと上がれ、と僕に急かす。なんだかみんなイライラしている。よく見るといつものパイプ椅子ではなくて、丸テーブルがランダムに並べられていてみんなその周りに座っている。テーブルには白いクロスがかけられていて、そのちょうど真ん中にのっぺりと白く先の尖った細長い塔のようなものが立てられている以外は何も乗っていない。
よくわからないまま、何人もの人につぎつぎと小突かれながらステージまで来て、ずっと喋っている司会の上司に手を引っ張られて1mほどの高さのステージにどっこいしょ、と登ってしまった。上司は喋り続けたままちょっと言葉を切って、そのまま続きを喋れというふうにマイクを僕に渡す。彼が何をしゃべっていたのかもわからないし、どうすればいいのかぜんぜんわからないのでおろおろしていると、上司までイライラした顔つきになって、小声で僕に
「人生には、みっつの袋があります、だろっ」
と催促する。持ち重りするマイクを握る手が汗ばんで冷たくなって、心臓がどきどきしてくるんだけど、何を言えばいいのかわからないまま、ぼーっと立ち続けているうちに目が覚めた。
こう書くと何だか狙ったネタみたいに感じるけど、夜明け前に冷え込んだらしくて、布団の外に出ていた手が冷えてしびれていた。
いや、ほんとにネタじゃないんだってば。
2016-04-12 21:43
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