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TimeMachineのstretch化 [日常のあれやこれや]

ああ、こういう計算好きだなあ。目的と手段のギャップが大きいことはよくあって、高邁深淵な目的と卑近な手段というのが普通だけど(別に政治家を皮肉っているわけではない)、この話では向きが逆転してる。馬鹿馬鹿しい? いや僕もこうありたい。

ここではその話ではなくて、Raspberry Piのstretchへのアップグレードが拍子抜けするほど問題なかったので、うちでTimeMachineとして使ってるdebianをインストールしたLivaもstretchにあげようとしたら、こんどはハマった...

このLivaにはnetatalkがあってすっぴんインストールすると面倒なのでjessieからアップグレードすることにした。ホームディレクトリはUSB外付けHDDなのでfsckのあとumountしてそっと外して、apt-getのソースリストを書き換えるだけでアップグレードした。それなりに時間がかかったけどちゃんとできたように見えたのでリブートするといつまでたっても立ち上がらない。ヘッドレスのままssh経由でやったのは失敗だった。

しょうがないので、押し込めてある戸棚から降ろして、ディスプレイをつないで電源を入れたら、BIOS設定の画面のから出ることができない。eMMCがディム表示されて「Windows8.1」となっている。ブートイメージがロードできないとかではなくて、ようするにファイルシステム、あるいはパーティションテーブルを壊した、ということらしい。なんでそうなったのかわからない。

OSなしで内蔵されたeMMCにfsckかけるなんてやりかたがわからないので、もうすっぴんインストールに切り替えることにした。昔やったのを思い出しながらstretchのnetinstをダウンロードしてUSBメモリにddコピーして、と地道にやって立ち上げた。netatalkが要求するパッケージをインストールして、netatalkをコンパイルして、外付けHDDのマウントをfstabに書いて、と昔やったはずなのに何も覚えていなくて、新鮮な気持ちでやることになった。

今日午後のほぼ半日使ってやっと復旧した。時間のいっぱいある若い人ならいざ知らず、残り時間カウンドダウン中のジジイにとってこの半日のロスはもったいない(とは言っても、なにもなければ昼寝するだけだったかもしれないけど)。

このLivaマシンはファイルサーバとTimeMachineのネットワークボリュームとしてしか使ってないので、sambaとnetatalkがアップデートしない限り、どうしても新しいシステムでないといけないと言うことはまったくない。慌てなきゃよかった、ほんと。
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