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NHK新年度のジングル [日常のあれやこれや]

夕方8時台のNHKのテレビを見ていると、ジングルに6/8拍子の音楽が何度か流れた。素晴らしい。なんでもかんでもどいつもこいつも4/4拍子というのは退屈である。もともと日本人は3拍子系が苦手だったらしく、歌舞伎をはじめ落語の出囃子までリズムのある音楽はほぼ4拍子系ばかり。その影響なのかローカルニュースの切り替わりなんかのそういうちょっとした音楽も4拍子系ばかりになっていると思う。

なぜ僕が6/8拍子に惹かれるかというと、単に子供のころに慣れ親しんだブリティッシュロックの影響に過ぎない、という自覚がある。でも三つ子の魂百まで、の喩えの通りである。普段でも、なんでもないところで6/8拍子が聴こえるとつい振り返って音源を探してしまう。

若い人たちは「歌舞伎って何?」「出囃子なんのこと?」みたいなはずなのに案外4拍子系が染み付いているように僕には見える。それはおそらく染み付いてしまった人たちが作った曲を無意識的に聴いて育ったからだと思うんだけど、彼らにとっても6/8拍子が新鮮に聴こえると嬉しい。

まあ、普通の人は4拍子だろうが3拍子だろうが、あるいは変拍子だろうが気にしない、ジングルみたいな断片音楽なんか基本スルーだろうとは思うけど、そういうのをふと、気にする年寄りもいる、ということで。それはそれで面白いと思ってもらえないだろうか。
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