仕事でトラブってる [日常のあれやこれや]
もう1ヶ月以上トラブってる。申し合わせたかのように次々違うトラブルに見舞われてる。それがどれも光学的な問題で、会社の連中はみんな「光学的な問題」というと「ではよろしく、解決したら教えてね」というモードに遷移して、少なくとも技術的な面は僕が一人で対応することになる。
しかたないので、バラックで干渉計をでっち上げて昔やったFourier変換で干渉縞から位相を回復する方法で収差を計算したり、その収差を仮定したときに製品の光学特性がどうなるか計算して現物と比べたり、ということをどたばたとやっている。しかも日常的なお客さん対応やサンプル作りなんかもこなさないといけない。
前の会社なら相談できる先輩同僚がいたし、測定を手伝ってくれる後輩もいたけど、今は誰もいないので一人で1000個のロットから抜き取り200個のレンズを黙々と干渉縞の絵を撮ってる。しかもコヒーレント長の長い光源がすぐ手に入らなかったので半導体レーザを光源にしたせいで、光路長を毎回調整しないといけなかったりする。ああ、もう飽きた。
もともと「回折限界性能」を標榜しながらまともな干渉計を持ってなかった、というのも問題ではあるけど、それは僕のせいかぁ。いや、僕が入社してからもその路線を修正するタイミングはいくらでもあった、とは言えるのでブーメランでしかない。
しかしもうこの歳でφ4mmなんていうちっこいレンズをピンセットで掴んでそっと石英板のVブロックの上に乗せる、なんて目がチカチカしてしまう。裏表が見てもわからないどころか転がるとどこにあるのかさえわからなくなるし、落っことすとブレッドボードのM6の穴に入り込んでしまって取り出すことができない。
日本に僕ぐらい働いてる65歳のジジイなんて他に何人いるんだろうか、なんて思ってしまう。
しかたないので、バラックで干渉計をでっち上げて昔やったFourier変換で干渉縞から位相を回復する方法で収差を計算したり、その収差を仮定したときに製品の光学特性がどうなるか計算して現物と比べたり、ということをどたばたとやっている。しかも日常的なお客さん対応やサンプル作りなんかもこなさないといけない。
前の会社なら相談できる先輩同僚がいたし、測定を手伝ってくれる後輩もいたけど、今は誰もいないので一人で1000個のロットから抜き取り200個のレンズを黙々と干渉縞の絵を撮ってる。しかもコヒーレント長の長い光源がすぐ手に入らなかったので半導体レーザを光源にしたせいで、光路長を毎回調整しないといけなかったりする。ああ、もう飽きた。
もともと「回折限界性能」を標榜しながらまともな干渉計を持ってなかった、というのも問題ではあるけど、それは僕のせいかぁ。いや、僕が入社してからもその路線を修正するタイミングはいくらでもあった、とは言えるのでブーメランでしかない。
しかしもうこの歳でφ4mmなんていうちっこいレンズをピンセットで掴んでそっと石英板のVブロックの上に乗せる、なんて目がチカチカしてしまう。裏表が見てもわからないどころか転がるとどこにあるのかさえわからなくなるし、落っことすとブレッドボードのM6の穴に入り込んでしまって取り出すことができない。
日本に僕ぐらい働いてる65歳のジジイなんて他に何人いるんだろうか、なんて思ってしまう。
2021-11-28 21:08
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