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Mathematica12.0 [日常のあれやこれや]

Mathmaticaのアップデートが出た。また例によって日本語版は遅れるようである(僕は日本語、別にいらないんだけど)。

なんだかまたたくさん機能追加があるようなんだけど、僕が一番待ち焦がれてたのは....

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OPIE個人的総括 [日常のあれやこれや]

OPIEがやっと終わった。準備のために連続休出して、当日も技術的な内容を説明できるのが僕しかいなかったので、三日間ずっと出突っ張りだった。

これまで(少なくとも僕から見たら)漫然と毎年似たような展示をしていたんだけど、今回はこの一年僕がやってきた実験系をそのままデモにして前面に押し出した。デモは大きく2種類、原理は全く同じでざっくり言うと1次元版と2次元版という感じ。その原理がわかりやすいように説明用のパネルを1枚作って(日曜にIllustratorでいかにもな感じで描いて、レーザプリンタで光沢紙に出力して、ダイソーで買った粘着テープつきのスチレンボードに苦労して貼った。〇〇工藝社ほど手際はよくないけど近いものができたと思っている)、目で確認できるようにキモになる素子を脱着可能にした(出し入れで特性が全く違うことが直感的にわかる)。

さらにアイキャッチのためにレーザの光の通り道を示すLEDの電飾を作った(透明アクリル板に穴を開けて例のLEDを44個並べた。めちゃ大変だった。これは〇〇工藝社より劇的に安価にできたはずである。〇〇工藝社さん、室内でのフルカラー電飾が必要な時はぜひお声がけを)。レーザドライバなどの半田付け基板とそれを制御するためのRaspberry Piはスモークアクリルの板でぴったりサイズの箱を作って被せた。会社の連中は僕の作業を見て「なにやってんだ?」「好きでやってるんだからほっとけ」みたいな反応だった。僕にはその無関心がかえってありがたかった。

当日3日間張り付いていたが、まず電飾に目を止める人が多かった。アイキャッチとしてはそれなりに意味があった。でもその先、そもそも何をやってるのかパッと見てわからなくて説明のチャンスを僕に与えることなくスルーする人がほとんどだった。

それでも3日間で合計10人ほどの人が僕の説明を聞いて「面白い」と言ってくれた。説明した原理には半信半疑でも、キモ素子の脱着でそれが所望の機能を果たしていることがわかって納得してくれた。そう言う反応をしてくれた人は、結局は全員が光学関連の仕事をしていて、しかも回折素子設計なんかをしている人が多かった。ある人は「これは面白い」と言ってそのあと知り合いの光学屋さんを連れてきてくれたりした。その節はありがとうございました。

残念ながら「面白い」と言ってくれた人たちも「でも何に使うの?」「うちではあまり関係ないなあ」と言った感じで、即ビジネス、というわけにはいかなそうだった。まあそんなに甘くはないわな。

めちゃめちゃ疲れたけど、専門家からの反応をもらうのはなかなか楽しかった。このデモをこのままブラシュアップして6月ミュンヘンのLaser world of Photonicsに持って行こうと思っている。今いる会社はここにも毎回(展示会は2年に1回)出しているのに、ただ製品とパネルを並べただけの漫然としたものなので、やめりゃいいのに、と密かに思っていた。2年前は僕の小さな製品デモを展示したけど、パッとしなくて完全スルーだった。

ミュンヘンの展示会でヨーロッパの専門家に面白がってくれる人がいないか探すことにする。それと、専門家へのアピールというとやっぱりペーパ(論文)にするのがいいという気がしてきた。今の会社ではやったことがないらしいので敷居が高そう(前の会社では論文投稿の手間は簡単だったんだけど、そこに行くまでに情報公開に対するメリットを示せないとなかなかOKが出なかった。その結果ボツ論文がフルへヘンドすることになった)ではあるんだけど、やるんなら早いほうがいいよな。でも、そんなヒマがあったら客を探せ、と言われるんだろうな。

でも本当に疲れた。気をつけてたんだけど立ちっぱなしで腰にもかなり来てる。ちょうど連休なのでゆっくり養生することにする。もう歳だし。
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読売日響定期「フラングのストラヴィンスキー」 [クラシック]

読響の第587回定期を聴きに行った。何目当てかと言うとヴァイオリンのヴィルデ・フラング
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いろんなところのオーケストラや放送局がネットで公開しているコンサート録音を聴いていて、若手なのにすごくはっきりした太い音で押しが強いように聴こえた。おそらくゴツイおっさんだろうと勝手な先入観を抱いていたんだけど、あとになってCDのジャケ写なんかで可愛いお姉さんだと知ってびっくりした。見た目と音が全然違うやん、下ぶくれだけど(関係ない)。

これは生を聴いてみたい、とずっと思っていたら、女房がチケットとるけど行くか?なんて言ったので二つ返事で決めた(ピアノとのコンサートもあってそっちのほうがキャラがわかりやすくてよかったんだけど、メインがブラームスのソナタだったので残念だけど諦めた。ブラームスは寝るし)。でもストラヴィンスキーなんだよなあ。ストラヴィンスキーのヴァイオリンコンチェルトって何度聴いても頭に残らないって言うか、ストラヴィンスキーらしいところはあるんだけどどうもぼやけてるって言うか、ちまちましとらんとしゃんとせいや、と言いたくなるような曲だと思っていた。ストラヴィンスキーにはときどき、いや結構そう言う曲があると僕には思える。

そのちまちま協奏曲を、こわもて(もちろん音が)フラングがどうやるのか、というのが楽しみだった....

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デモ準備 [日常のあれやこれや]

去年のまる一年かけて原理確認用の試作をして、僕の計算がウソではないことがわかった。こんどはその実験光学系をそのままデモ用に仕立てて、今度のパシフィコでやる展示会OPIEに出そうとしてる。もうあと十日しかない。ほんとうに今追い込みで、日曜なのに今日も出社して作業してた。さすがに静かではかどった。

同じ原理でふたつのデモを予定している。また例によって手作り感満載のものになってしまってる。専用に作ったのはたったひとつ、キモになる素子だけで、それ以外は全部シグマ光機やThorlabsの汎用部品で組んで、MacとRaspberry Piにソフトを書いて、説明パネルやキャプションもプリントアウトした紙を僕がパウチっこしてる。

やっぱりその手作り感があまりミットモ良くないと思う人はいて、僕に面と向かっては言わないけど、ほかのやつに「これではちょっとダサいよなぁ」なんて共感を引き出そうとしたりする。でももう遅い。せいぜい基板むき出しのRaspberry Piを百円ショップで買ったプラケースに入れるぐらいのことしかできない。

今日集中的に作業して、ただカメラ画像を見せるだけではなく、そこからいくつかの評価数値を計算して表示できるようになった。これで基本的なところはできたと言える。実は昨日までは間に合うかとヒヤヒヤしてた。僕はこれ、面白いと思うんだけど、他に面白いと思ってくれる人がいるかなあ。もちろん商売に結びつくのが一番いいんだけど、ただスルーされるだけ、というのがありえて、それでは悲しいもんな。せめてちょっとだけでも「なんだこれ?」みたいな反応があるといいなあ。



ところで、これを読んでて展示会に出かける予定の人にお願いがあります。リアルの僕のことを「こいつがdecafishでこんなブログを書いてる」とバラさないでください。「decafish」とリアルの名前で共通集合エゴサーチするとヒット0件という状態をいまでも維持しているので。

ここまで好き勝手に書いといて何をいまさら、というご意見もおありでしょうが、ご斟酌のほどを。


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毎年花粉症に悩まされる [日常のあれやこれや]

随分前から花粉症に悩まされている。30代中頃にはもう発症していたので30年近くになる。鼻はいつもほとんど詰まってしまって、ほっとくと知らない間にすぐ低粘度の鼻水が口から顎へと伝ってしまう。マスクをするととっさに鼻がかめないのでできない。マスクをしてマシになる人が羨ましい。電車の中でポケットティシュを使い切ってハンカチをびしゃびしゃにすることもある。寝てる時にも息ができなくなるので寝られなくなる。特にひどいときは顔じゅうの皮膚が日焼け後のように毛羽立って、見た目にも悲惨な状態になる。非常に辛い。そうやって毎年2月終わり頃から5月初めまで苦しめられる。今年もまだ続いているが....

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納得いかねーな [日常のあれやこれや]

さっきの「チコちゃんに叱られる!」の再放送を見てたら「夜はなぜ暗い?」という話があった。いわゆる「オルバースのパラドクス」である。その答えが「宇宙に果てがあるから」というものだった。そういう言い方では僕はちょっとひっかかるな、と思った....

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