LilyPond on Leopardその4 [音楽の周辺]
こないだから動かないままのLeopardでのLilyPond。
とうとうあきらめてFinkでビルドしようとしていたが、gcc++4.0.1のバグがツボらしく(本当かよ?)どうしてもコンパイルできなくて苦しんでいた。
ところが不思議な事を発見した。
PPCのMac OS X 10.5.1でLilyPond 2.11.36のバイナリはなぜか動く。
PowerBook G4の10.5.1でLilyPond.appはメニューが表示されないのは同じだが、例えばターミナルから
%setenv PATH \ "$PATH":/Applications/LilyPond.app/Contents/Resources/bin/ %rehash
というLilyPond.appの中のbinディレクトリにpathをはって(tcshを使ってる)、
%lilypond bwv1006aGigue.ly GNU LilyPond 2.11.36 Processing `bwv1006aGigue.ly' 構文解析中... Interpreting music... [8][16][24][32] Preprocessing graphical objects... Finding the ideal number of pages... Fitting music on 2 or 3 pages... Drawing systems... Layout output to `bwv1006aGigue.ps'... Converting to `bwv1006aGigue.pdf'... %
となって動いた。どいつが出してるのか日本語のメッセージまで出るし。
pdfファイルもちゃんとできている。
Intel版はbus errorのまんま。
なんで?わけわからん。おかしいだろ、それって。
でも、とりあえずPowerBook G4でTeXShopから使えるようにしよう。
LilyPondソースと諸星「碁娘伝」 [音楽の周辺]
Lilypond on Leopardその3 [音楽の周辺]
「コマンドライン版も動かないらしい」を確認した。
% set path = ($path \ /Applications/LilyPond.app/Contents/Resources/bin/) % lilypond prelude.ly Bus error %
おいおい、バスエラーかよ。これはunixで存在しないページのアドレスをアクセスしたときにSIGBUSのシグナルを受けてプロセスが終わって出るメッセージ。むかしはしょっちゅう見たが久しぶり。だってこれって開発中には一番良く見るメッセージやもん。
これはOSのバージョンが違って出たり出なかったりするようなエラーではない。おそらくOSのバージョンなんかをチェックするコードが書いてあって、それが想定してないバージョンだった(例えばすべてのバージョンナンバを表した文字列の中からマッチするものを選ぶと言うようなコードを書いていてマッチしなかった場合を想定していないとか)だけじゃないか?
こんなの他人が見ると大変やけど、書いた本人がチェックすれば一発なのに。なにしてるんやlilypondのこのへんかいたやつ。どうしてるんかな。忙しいんかな。まあ、しょうがない。
自分で見るのは大変なので(それにLilypondをFinkで入れると僕が普段使わないコマンドを山ほど突っ込んでしまう)もとでちゃんと解決してくれるまで待とう。
Lilypond on Leopardその2 [音楽の周辺]
LilypondがまだLeopardで動かない。
みんな結構苦労しているみたい。
どのみちMacOSXのlilypondはエディタも最小限のものやし、pdfは外で開く(たとえばAdobe Reader)のでいちいち閉じてやらないとpdfファイルがビジーで書けない、と言ってくるし使い勝手は悪い。
しかしFinkで落としたコマンドライン版も動かないらしい。それって、なんで?LilypondがLoepardのどちらかが、標準的なunixと互換性がない、ということやな。
TeXShopがLilypondをサポートしたらしいのでそっちを使おうと思っていた。たぶん「パーソナルスクリプト」にLilypondを設定してタイプセットするんだろうと思うけど、まだやってなかった。
さっき、これまで記事の左上に表示されるプロフィールに表示される画像の五線譜をFinaleで作ったやつからLilypondの出力に変えた。レイアウトの違いはあるが、ほとんど差はない。
しかし、もう少し大きめの楽譜にするとちょっと違いが出てくる。たとえばバッハのリュート曲BWV998のプレリュードをギター用に編曲したものの頭。