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光学薄膜設計ソフトの設計 その40 - 新しい答え合わせの準備 [考え中 - 光学薄膜設計]

Mac用の光学薄膜設計ソフトを始めた。計算エンジンの答え合わせをしたいけど、僕はTFCalcなんかの汎用のソフトを持っていない。そうするとどうするか。

前回、とりあえずMacleodさんの本やTFCalcのサイトには設計例と比較したところ、単純な例ではあうけど層数が増えるとあわない。特にTFCalcのサイトの設計例とは、波長依存性なんかの大まかな形は似てるけど値は全然違う。なんでそんな中途半端な違いが出るのかよくわからないし、どこが間違っているのかわからない。

ということで、面倒でも他のアルゴリズムや計算方式のソフトを書いてみて結果が一致するかどうかを見ることにした。しかしそれではまたゼロから計算エンジンを作ることになって、さすがにそれはやっとれんわ、と言う感じになる。

ということでMathematicaで書くことにした。ずっと以前に書いたものがあるのでそれに手を入れる。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その39 - 答え合わせ [考え中 - 光学薄膜設計]

こないだからやってるコマンドラインでの計算エンジンの答え合わせのための準備。

ファイルの形式をXMLにして入力解析の手間を省いた。それができればこんどは出力の整形を書いてそれからgslの非線形最適化のルーチンを組み込んで設計のまねごとぐらいできるようにしたい、と思っていた。その答え合わせに問題が。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その38 - NSXMLDocumentその3 [考え中 - 光学薄膜設計]

前回木構造ベースでXMLを解析するクラスであるNSXMLDocumentをおさらいした。今日はNSXMLDocumentを使った具体的なObjective-C+Foundationフレームワークのコードの例として、XMLのファイルを読み込んで、ちょっとだけ短く表示するための簡単なコマンドラインアプリ「showXMLTree」を書いてみる。僕はこれを使ってDTDの記述に問題が無いかチェックした。

よく考えたら、なんか、光学薄膜と全然関係ないな。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その37 - NSXMLDocumentその2 [考え中 - 光学薄膜設計]

こんなこと書いてないでさっさと寝るほうが体にはいい。でもちょっとずつでも書いてないとあっという間に忘れてしまってそれまでが水泡に帰す。なんて大袈裟なものでもないけど、僕の記憶力は明らかにVolatileで、リフレッシュサイクルの仕様は3日なのでやっといたほうがいい。しかもRAS onlyとかのモードはなくて、リフレッシュには実アクセスが必要。若い頃は実力で数週間あったのに今では規格ぎりぎり。

前回、XMLのファイルをパースするためのふたつのFoundationフレームワークのクラスをさらっと見た。今回そのうちの木構造を内部的に作ってしまうNSXMLDocumentについて。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その36 - NSXMLDocumentの使い方 [考え中 - 光学薄膜設計]

Cocoa Break!さんのリンク集に取り上げてもらってうれしいので今回から何日かCocoaのコードについて書こう。単純。

ところでCocoa Break!さんにはずっとお世話になっている。Appleの抽象的な記述の多い、決して読みやすいとは言えないGuideは、Cocoa Break!さんの翻訳を読ませてもらって「こんなことを言ってたのか」と初めて理解できるということがよくある。

僕のブログにAppleのGuideやReferenceへのリンクを張ることがあるけど、これはやはり第1ソースを参照することにしているのでどうしても仕方がない(本やCDの評論のページのリンク先がAmazonになっているのとかは、僕はやりたくない)。日本語を母国語にしている人でGuideやReferenceへのリンクをたどって先を見る気がある人は、それに対応するCocoa Break!さんの翻訳を見た方が手っ取り早い。日本語を母国語にしていない人がこのブログを見ることはないだろうと思うけど。

ということで、お世話になってます。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その35 - 入力用XMLファイルのDTD [考え中 - 光学薄膜設計]

前回までで入力用のXMLの構造を決めた。忘れないうちにDTDに書き下そう。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その34 - 入力用のXML形式の残り [考え中 - 光学薄膜設計]

こないだからなにをやっているかと言うとそもそも、光学薄膜の計算エンジンをGUIを持たないコマンドラインソフトとして実装して、計算に間違いがないか確認することにしたんだけど、そのための膜構成や計算の設定をファイルから読み込むことにして、そのファイル形式をXMLにすることにした。

何回か前にまとめたけど、XMLは字句解析や構文解析は書かなくてすむので、セマンティクスに集中できる。前回から入力形式を考え始めた。今日はその続き。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その33 - 入力用のXML形式 [考え中 - 光学薄膜設計]

前回計算エンジンを単独動作(GUIを持たないコマンドラインソフトとして)させて計算に間違いがないか確認することにした。そのための膜構成や計算の設定をファイルから読み込むことにして、そのファイル形式をXMLにすることにした。今回はそのXMLの形式の詳細について。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その32 - なぜXML? [考え中 - 光学薄膜設計]

前回まで、答え合わせのために計算エンジンを単独で(GUI無しに)動かすことにした。そのために入力の形式を考えてみた。その結果XMLを使うことにしたけど、もうちょっとなんでXMLなのか、を考えることにする。

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光学薄膜設計ソフトの設計 その31 - 計算エンジン単独動作と入力形式 [考え中 - 光学薄膜設計]

前回おおまかに計算エンジンの中核クラスの設計をした。こういう数値計算のソフトは計算が合っているかどうかなかなかわからない。従ってデバグが終わってからも

  • トリビアルな条件や解析的に計算できる条件で計算する
  • 他の確認済みのソフトと結果が合うか確かめる
ということが非常に重要になる。例えば膜厚0の極限で膜がない場合と一致するかとか、屈折率が1とか、全反射の場合とか、などでのチェックと、実際の薄膜のデータやTFCalcなどの実績ある結果と比較するということをする。

ということで前回の設計をちゃんと実装して答え合わせできるようにしないといけない。今回はそのための入力形式をどうするか、を考える。

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