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「聖痕」読了 [読書]

筒井康隆著、新潮文庫。

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とってた新聞に連載されていたのを知っていたけど、ブツ切れに読んだらわからなくなると思ったので毎朝その部分を見ないようにして、単行本になって文庫に降りてくるのをずっと待っていた。
じっくり読んだけど、筒井さんがこれで何を書きたかったのか僕にはわからない....

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「異種間通信」読了 [読書]

ジェニファー・フェナー・ウェルズ著、幹 遙子訳、ハヤカワ文庫SF。
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完全に期待はずれ。期待した僕が悪い、というのもあるけど。

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「明日と明日」読了 [読書]

トマス・スウェターリッチ著、日暮雅通訳、ハヤカワ文庫SF。
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腰巻には惹句が踊っているが、僕にはイマイチだった。ただ、ディック、ギブソン、バロウズというのは雰囲気としては否定はしない(ちなみにバロウズはもちろん「ターザン」じゃないほう)。しかしいつもの僕にしては読み終わるのにすっごい時間がかかった....

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「ゼンデギ」読了 [読書]

グレッグ・イーガン著、山岸 真訳、ハヤカワ文庫SF。
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イーガンにしてはイマイチだったけど、僕には面白いと思えるところもあった。でも、腰巻の惹句は見当外れだと思うなあ....

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「泰平ヨンの未来学会議」読了 [読書]

スタニスワフ・レム著、深見弾/大野典宏訳、ハヤカワ文庫SF。
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なんというか、まったくもって、なんというか....

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「タイム・シップ」読了 [読書]

スティーブン・バクスター著、中原尚哉訳、早川文庫SF。

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いまいちだった....

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「ウォール街の物理学者」読了 [読書]

ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール著、高橋璃子訳、早川文庫NF。

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個人的にちょっと引っかかるところがあるけど、話はけっこう面白かった。カバー表紙もハードカバーよりもこの文庫のほうがずっといいし。
ずっと昔(1990年代のころ)、ウォール街の連中がNeXTマシンを大量に買ったとか、Mathematicaユーザの有意な数を金融関係者が占める、とかいう話を聞いたことがあった。何に使うんだ?とその頃は不思議だったけど、この本を読んでその関係がわかった。

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「科学の危機」読了 [読書]

金森修著、集英社新書。
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僕には読みこなす力がなかったのかもしれないけど、僕なりにいろいろ考えた...

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「数学の魔術師たち」読了 [読書]

木村俊一著、角川ソフィア文庫。
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前読んだ「連分数のふしぎ」の著者だった。「連分数」は面白かったしいろいろ遊んだので。この本でもひとつ遊びのネタをもらった....

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「ソラリス」読了 [読書]

スタニスワフ・レム著、沼野充義訳、ハヤカワSF文庫。
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僕は一度、高校生の頃読んだんだけど、これはポーランド語からの新訳(昔読んだのはロシア語からの2重訳だったらしい)というので買って読んだ。レムは大好きな作家で、「ソラリス」は彼の代表作と言われている。40年ぶりに読んで面白かった、と言っていいのかよくわからないけど、「幼年期の終わり」に次ぐ、大好きなSFには違いない。でもクラークと違って、レムを知らない、SFを知らない人に勧めらるかというと難しい...

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