SSブログ

ロドリゴのギター曲のある問題について [ギター]

こないだのギル・シャハムを聴いて思い出した。

ホアキン・ロドリゴには十数曲のギター独奏曲と数曲のギター協奏曲があるが、ロドリゴ自身はギターは弾けなかった。そこで彼はギターの弾ける友人やギタリストに監修を依頼した。有名な「アランフェス協奏曲」はサインス・デ・ラ・マーサが監修したおかげで、弾くのは確かに簡単ではないが、決して超絶技巧ではなく、ギターを十分に鳴らす効果的な音が選ばれていて聴いても弾いても(もちろんオーケストラ伴奏を整備するのは困難だが)楽しい。あの有名な第2楽章も、再現部直前のカデンツァの最後を除いてクラシックギターを知った人がちょっと練習すれば弾けてしまう。

ところが監修者によってはギターの弾けないロドリゴの選んだ音を尊重するあまり、ギターで演奏するには問題の在る曲もいくつか残されてしまった。「Trois Petits Pieces(サインス・デ・ラ・マーサが監修、以下同じ)」や「Sarabande Lointaine(プジョール)」、「Invocation et Anse(アリリオ・ディアス)」、「Por Los Campos de Espana(イェペス)」などはギターの機能的な特性と音楽性のバランスがよく、聴いても弾いても楽しいが、たとえば「Elogio de la Guitarra(Angelo Gilardino)」、「Junto al Generalife(ベーレント)」などは曲全体に弾きにくさがありそれが決して効果を上げていない、つまり無意味な技巧が多いと僕は思う。

ここで特に問題にしたいのは「Tres Piezas espanolas」という、バッハのリュート曲を除くとギターレパートリーの中では数少ない音楽的内容の高さを持つ(これ匹敵する曲はロドリゴ自身の曲とヴィラ=ロボス、カステルヌーヴォ=テデスコらほんの数名の作曲家の作品のみ)非常に重要な曲である。この曲はセゴヴィアが監修したことになっている(少なくともオリジナル楽譜にはセゴヴィアが運指したとなっている)。

続きを読む


知らんでた。 [ギター]

おお、むちゃかっけー。
「Andy Mckee "Drifting" 」on YouTube
YouTubeでは有名らしいが知らんかった。たまたま見てびっくりした。
どうやら太いサインペンとは違うらしい。

チューニングは下からDADGBDか?
2弦はBかAか?う〜ん、よくわからん。やっぱりそのままBか?
右手の運指が全然見えんのでわからん。

このおっさん、ギターはノーマルに抱えてるけど左利きやな。
ボディを叩くとき左手が頭になる。
右手のハンマリングはエレキとは違って音が鳴らんし、
左手がネックの上からちゅうのは勘が狂うな。
難しい。
もう寝よ。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。