変調弦その15「BWV996プレリュード」 [ギター - 変調弦によるバッハ編曲]
BWV1006aの残りはちょっとおいといて、今日は以前に言及したことのある曲。
バロックリュートの方が低音が豊富なので、物理的に再現できない音も多いが、可能な限り原曲の音符を残した。ベースラインで弾けない音はしょうがないのでオクターブ上げてある。他にも運指上弾けない音があるけど、それは括弧に入れて残してある。おそらく出版されているものWEB上のもの含めてこの曲のギター編曲の中でもっともオリジナルに忠実な編曲のなかのひとつのはず。
例のごとく3弦をFisに下げた調弦で運指した。普通の編曲とポジションはかなり違っていると思う。その他にもフレージングを滑らかにするための運指上の工夫も入っている。わかりにくい所は(注)にしてある。
慣れてきたせいか、LilyPondの出力がすごく読みやすく感じる。うるさいぐらい運指を付けてあるけどそのせいで音符が見辛くなったりはしていない、と思う。昔作ったFinaleのやつより良くなった。最新のFinaleは知らないけど、LilyPondのほうが音符がちょっと強めな感じで書き込みしても埋もれない。
全曲の[PDFファイル]。
2008-02-16 21:12
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