BWV998合本

最初に出来上がった変調弦ギターによるバッハ編曲BWV998（プレリュード、フーガ、アレグロの三曲）の合本を作った。

半日かけて

• 前口上の部分をまとめて書き直す
• デバグ
• 最新のLilypondでコンパイル
• 前口上と合体

ということをやった。改めて見直すと細かいところで間違いが見つかった。バラバラだと気にならなかった音符の大きさの違いがまとめると気になる。フーガだけが音符が小さい。でも同じ大きさに合わせると、フーガのページがやたらと多くなって、しかも音が詰ってるのですごくうるさい。結局もとの音符の大きさに戻した。

Lilypondはきれいなんだけど、バージョンが変わるとすぐレイアウトが変わってしまう。convert-lyという変換用のコマンドがあるけど、直前のバージョンを変換できるだけで、しかもやっぱりレイアウトが一致しなかったりする。えらいめんどう。まあ、こういうもんや、と諦めるしかない。それがいやなら市販のを使え、ということか。でももうFinaleには戻れない。お金もないし。

ちなみにconvert-lyは

% convert-ly -e bwv998.ly

とすると、もし、bwv998.lyの先頭行に \version "2.10.33" などとバージョンの指定をしてあると（Lilypondのマニュアルには必ず入れておけ、と指示がある）行頭のバージョン指定が書き変わった新しいバージョン用に変換される。古いファイルはbwv998.ly~に保存される。

はずなんだけど、2.11.51あたりからなんでか動かないんだよな。convert-lyはpythonのスクリプトファイルでconvertrules.pyというのを呼んでいるらしい。python知らないのでエラーメッセージが出てもよくわからない。

まあ、いいとして、ちゃんとまとまると、表紙が欲しくなるな。

完成版のpdfファイル。