iMacのHDDを1TBに換装した [日常のあれやこれや]
まだ頭が重いし、朝から天気も悪い。何もする気がしない。
ということでこないだ買ったウェスタンデジタルの1TBのHDDが特に問題もなく使えるのでiMacの内蔵HDDと入れ替えることにした。その顛末。
新しい方のHDDはUSBで繋いでOSをインストール。USB経由でリブートできることも確認した。換装してすぐそれまでと同じ環境で作業できるようにするため、さきに必要なアプリケーションやデータのファイルも転送した。2時間近くかかったが、ぼー、と見てた。
さて、最初の難関はユーザサービサブルでない本体を開けること。こんなところとかこういったことろを参考にさせてもらって、最初にイメージトレーニングをした。
まず、磁石で引いてるフロントガラスを外す。このためだけに立派な吸盤を買うのもばからしいので100円ショップで買った2個入り吸盤を使った。
これで十分。写真のネジ穴の横の小さい長丸が磁石。
プラマグとかではなくて結構強力なサマリウムコバルトかなんかのやつ。高そう。さすがにトルクスドライバは100円ショップで売ってないけど、昔PowerBook G4を分解したときに買ったLレンチでふうふう言いながらネジを外した。カバーに12本もあった。
Lレンチでは大変。長さも2種類あるし。カバーを外すときカバーの天井にマイクが貼付けられていて、 コネクタを引きちぎるところだった。それに本体の下にあるメモリの挿入口の蓋も外しておかないといけない。これもカバーを外そうとしてばきばき言ったので気がついた。カバーの磁石がその下とも引き合ってる感じがする。おそるおそる力を入れてカバーを外すと鉄の枠に収まって液晶パネルが露出する。
汚さないように鉄枠ごと外す。またトルクスネジで手首がだるくなってきた。 信号線とおぼしきコネクタが2系統と、電源その他という感じの小さいコネクタが4つある。信号線のコネクタの一方が、パネル側がシールドカバーの中で外すことができない。本体側は六角のネジで基板に固定されているが、その六角がインチサイズだった。持ってないわいそんなもん。電源のコネクタだけ外してケーブルはよせてトランクを開くようにしてベッドの上に広げた。寝かせると足が邪魔で液晶パネルのど真ん中にぶつかる。毛布を挟んだ。 プラ成型の押さえ板でHDDが固定されている。不思議な構造。押さえ板を外すとHDDを引き抜くことができた。 HDDを外すとその裏には外装のシールドケースだけでなにもない。 本体を薄くするためにパネルの裏に部品を一層に整列させたという感じ。HDDはウェスタンデジタルの230GB。
HDDの押さえ板の反対側はピンが入っていて、これを本体側の枠にはめ込んで固定している。 このピンがまたインチの六角。ペンチで無理矢理回して抜いた。1TBのHDDを載せてとりあえず、ネジを締めずにコネクタ類だけ繋いでブートしてみた。
おお、おっけー。立ち上がるがな。あとは逆の作業をして組み立てた。最後になってメモリの蓋が閉じないことに気がついた。
シールド用のメッシュを外装カバーでくちゃくちゃにしてた。またネジを外してメッシュをきれいにそろえて蓋をしてネジを締めた。「システムプロファイラ」の「シリアルATA」のところを見ると
ちゃんと1TBが繋がっている。よしよし。ブートできたんだから当たり前だけど。作業時間は2時間半ほど。そのうちの半分近くはネジを開けたり締めたりしていた時間。腕がだるくなった。
こないだPowerBook G4を修理したときもネジがたくさん余った。今回は、ネジを一本基板とシールドの間に落としてしまい出てこなくなった。そのうちひっくり返してもカラカラ言わなくなったので諦めたが、その他にこんなものが。
四角いのはシールド用の枕だけど、穴の空いた黒いフィルムはどこから出てきたんだろう。
コメント 0