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献立08/21 [献立]

チャーハンは難しい。執念深いのは怖い。

朝食:
卵かけご飯
蒸かしジャガイモ
煮物
味噌汁残り
プルーンバナナヨーグルト
牛乳+コーヒー
0821朝食.jpg

夕食:
レタスチャーハン
砂肝の塩焼き
エリンギの胡麻油醤油炒め
葱ピーマン豆腐お揚げの味噌汁
0821夕食.jpg
急に食べたくなって作ったけど、どうしてもレタスのチャーハンは中華料理屋で食べるようなぱらっとした感じにならない。自分でするチャーハンの味付けは気に入ってるのに。

ところで夕方生協で買い物をしてレジに並んでいると僕のまえのおばちゃんが忘れ物をしたのかカゴをレジに残したまま、どこかへ行ってしまった。僕はそのカゴをどけて先に清算していると、そのおばちゃんが戻ってきてぶちぶち文句を言う。無視していたら「ふざけるなよ」とか言ってるので、無言で睨んだらおとなしくなったが、僕の後ろで小声でぶちぶち言い続けていた。
その後ろにももう一人並んでいたので僕が正しい、と思ったけど実は報復が怖い。

今から30年以上前、僕が高校2年の学園祭の前日、その準備で僕を含めた2、3人で模造紙を廊下に広げて絵を描いていたら、その模造紙を踏んでいくやつがいたので、見上げて「踏むな!」と言った。その模造紙を踏んだやつというのは隣の高校の不良で、文化祭の準備のゴタゴタを覗きにきていたらしいと、その直後に級友から教えてもらったけど、そのときは何事もなく立ち去っていったので気にしないことにした(当時近隣の市立高校はどこも制服が廃止されて、服装ではどこの高校だと区別できなかった。関係ないけど今でも制服は嫌い)。

準備に時間がかかって学校を出たのがたぶん夜9時過ぎ。学校の校庭を囲うコンクリートの壁沿いに歩いているといつのまにかまわりを数人に囲まれていてそのまま学校に隣接した大型団地のなかの植え込みに引張っていかれてそこで「誰に文句言うたか教えたる」とか言われながら1.5mぐらいの長い竹の物差しのようなものでそこらじゅう何回も叩かれた。

その物差しは鞭のようにしなって先っぽがあたったところはすごく痛いけど先端が平たいので傷口を作らず内出血になる。全身紫色になってから解放され、うちに帰り着いてその晩は悔しく思いながらも寝た。次の日からは内出血が腫れて、布団に触ったところが痛くて寝られない夜が2、3日続いた。

僕がそのとき怖いと思ったのは竹の物差しよりも、その執念深さ。文化祭の準備は午後からで、その準備では早い生徒は午後すぐ帰るし遅い連中は夜中になる。件の事件は準備を初めてすぐの昼過ぎだった。それから学校の外で7、8時間、夜暗くなってからも彼らは僕を待ち伏せしていたことになる。それほどたいしたことのない怒りをそれだけの時間持続させる執念にぞっとした。

今日のおばちゃんがそこまでの執念を持っていないことを望む。
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