MacOS X Snow Leopard

ありゃ。もうちょっと先かと思っていたらもう出ちゃった。

OSが最適化されるのは歓迎する。10.5からのアップグレードという位置づけらしいし。 でも、プログラミングの観点からすると10.5のときほど新しい機能は盛り込まれていないみたい。

前から話があった「Grand Central Dispatch」と「OpenCL」ぐらいか。

個人的にはQuickTimeが整理されてQTKitの機能が充実してほしいけど、それはないみたい。

喧伝されているOSの64bit化がそれほどいいことなのかよくわからない。10.5でも64bitアプリは作れて4GB以上の仮想メモリを使えたわけだし、「OSが4GB以上のメモリを使えます」って言ったってOSがそんなにメモり食うなよ！だし。

もちろん完全に32bitコードが無くなって全部が64bitになれば、レガシーな部分とおさらばできるので、安定で効率的なアドレス変換のおかげで速くなったり安全になったり、というのはあるかもしれない。でもなんか単なる釣り文句という気がしないでもない。少なくともプログラミングの観点からは10.5とどう違うのかよくわからない。

PowerPCのサポートが無くなったのはつらい。会社では現役で使ってるのに。というか新しいの買ってもらえない。

それとこっそりInputManagerが使えなくなったらしい。当然、10.5でDeprecatedだったNSObjectの+poseAsClass:メソッドも塞がれるだろうな。
僕はこういうAPIって使わないし、それを利用したユーティリティもほとんど使わないので問題はないけど、ハック系のユーティリティで動かなくなるのがぞろぞろ出るだろうな。

さて、どこで手配しよう？あれ、Amazonにないの？