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Snow Leopardインストールした [日常のあれやこれや]

夕方、横浜のうちから戻ってくると、こないだぽちっとしたSnow Leopardが届いていた。
0830snowLeopard.jpg
ほいほい、とiMacにインストールした。結構時間がかかったが風呂に入って夕食の用意をしていると終わっていた。 何度かリブートしてたみたいだけどほったらかしにしていた。念のためシングルユーザモードでリブートしてfsckを走らせた。fsckのバージョンも変わっていた。

Rosettaが標準ではインストールされなくなっていた。ハードウェアとしてのPowerPCをサポートしないのとPowerPCのコードをサポートしないのとはまったく意味が違う。これはAppleがやりすぎだと思う。

一通り確認して、普段使っている大物ソフトが動かなくなる、ということはなかった。M-AudioのAudiophile1394のドライバも問題なく動いている。Cyberduckが、立ち上がらなかったが10.6コンパチとして3.3Betaが上がっていてそっちはちゃんと動いた。

なにが情けないと言って昔、自分で書いたQTKit Captureを使ったDV Streamを表示するソフトの動作がおかしかった。メニューを選択しても何も起こらない。デバッガで見るとNSMenuItemにselectedTagを投げていた。selectedTagはNSControlのメソッドで本来はtagメソッドを投げるべきところ。それでもこれまで動いていた。動かなくなるのってこういうつまらないバグのせいのが多いんだろうな。

ところでQTKit CaptureのQTCaptureView表示品質が見違えるほど上がっていた。 CPUのロードアベレージは25%前後で10.5と変わらない。あのとき表示品質を上げるためにいろいろ試したのがまったく無駄になった。よくなるに越したことはないのだけど。

XcodeもGrand Central Dispatchなんかをサポートするために新しいバージョンが同梱されていた。インストールすると見た目が明らかに変わった。ソースの表示のデフォルトのフォントがLucidaから新しいMenloというフォントになっていた。よく似ているけどわずかに強いフォントでsyntax coloringで黒以外の文字色になったときにも読みやすくなった。

アクティビティモニタを見ると「backupd」のロードがずっと高いまま。これはTimeMachineのデーモンなのでシステム領域のバックアップをせっせと取っているんだろう。

ところでアクティビティモニタでは64ビットアプリには「64ビット」と表示されるようになった。ほとんどのアプリ(iTunesはまだ32ビット)から、kextdなんかまで含めてシステムレベルのデーモンも64ビットになっている。かろうじてkernel_taskが32ビットらしい。kernel_taskというデーモンが何をしているのかよくわからないけど名前と膨大なthread数(今みてみると65threads)からシステムコールとデバイスドライバとの橋渡しをしているデーモンだろう。おそらく32ビットドライバとメモリ空間を共有しないといけないのでこうなってるんだろうな。他にもusbmxdなんて名前のデーモンも32ビットだけどこれも同じ理由からだろう。

レガシーな部分とは一刻も早くおさらばしたいというAppleの意識が見える。あっという間に切り捨ててるもんな、これまで。32ビットモードもさっさとレガシー扱いにしたいらしい。けどこの、なんでもなかんでも64ビット化というのは、単純に考えれば今時点ではメモリを食うだけだよな。

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