献立11/02

テレビのニュースで、日本製のテレビが売れないという。安い製品が出回ているせいで、なぜ安いかというとデジタル化のせいでパネルと回路があれば誰でもテレビが作れてしまうからだという。

そうかもしれない。僕は震災直前に仕事で、テレビの表示デバイス関連の特許や論文や学会をレビューしたことがある。2百件ぐらいに目を通して、発表元が韓国米国中国の順に多くて、日本からの発表は数件しか無かった。こういうところでの発表はそれぞれの企業や大学での研究開発の活発さの現れというのは他の分野と同じだろう。そう考えると日本の企業や大学はテレビ関連の研究開発投資に消極的だと考えられる。

研究開発は3年から5年後のビジネスを支えることになるはずで、それをしないということはその頃にはその分野でのビジネスをする気が無いということになる。もちろん今売れないから研究開発もできない、という不可抗力的な要素もあるだろう。しかし、他所よりもいいものを作ろうという意識が無いものが売れるわけは無い。

米国のメーカのようにハードではなくソフトでテレビに参入するという道は、がんじがらめのコピーマネジメントのせいで残念ながら日本ではありえなくなってしまった。バカなことをしたもんだ。日本の電気メーカは早晩、遅くとも4年ですべてテレビ事業から撤退することになる。ここで予言しておく、残念だけど。

朝食：
残り物いろいろ
味噌汁残り
プルーンヨーグルト
柿
牛乳＋コーヒー


夕食：
焼き肉風
レタスのサラダ
ピーマン豆腐お揚げの味噌汁

帰りにさくら野に寄ると国産牛コマが半額になってて買った。グラム百円を切ってる。めんどくさいので一緒に焼き肉のタレを買って、野菜とタレに漬け込んでから炒めた。
食べてみるとすごく甘い。焼き肉のタレはちょっと甘さが無いといけないけど、これはまるでお菓子に間違って醤油を入れたみたい。原材料名を見るとトップが砂糖。

食品表示の原材料名は重量比順になっているはずなので醤油より砂糖が多いと言うこと。どうすんだ。こういうの多いんだよな、原材料名で砂糖がトップになっているの。トップに無くてもすぐ果糖ブドウ糖液糖とか並んでて結局糖分全体でいくら入ってるんだ、ということが多い。

むかしからこんなだったっけなあ。