献立05/06 [献立]
混んだ電車がいやなのと明日からちょっとヘビーな仕事があるのでその準備のために、昨日仙台に戻ってきた。
先月24〜26出張だったので23日の夜、横浜に帰った。24日は名古屋に行ってさらにそこから岡山まで行って泊まった。ところが25日熱が出てきた。どうやら東北大の研究室で流行っていたインフルエンザにかかっていたらしい。26日はキャンセルしてうちに帰った。27日医者に行くとやっぱりA型。30日まで寝てた。入れ違いに女房が3日遅れで発症した。
そんなわけでせっかくの連休が、前半は寝てすごして、後半はおさんどんで終わってしまった。ある夜は娘と「言語化されない存在に関して、京極夏彦と伊藤計劃と円城塔はそれぞれどう捉えていると考えられるか」なんて言う議論をして過ごした。病気明けの閑な夜らしいちんたらした話になって、それはそれで面白かった。ちなみに僕は円城塔が全然わからないけど娘は彼のシンパ。
そんな状態だったけど、なんとか5月4日は夫婦二人で「ラ・フォル・ジュルネ」行ってきた。毎年ここぞ、という公演をピンポピントで聴いてきたんだけど、女房の力を持ってしても今年はあまりいいチケットがとれなかった。結局行ったのはトリオヴァンダラーの「トゥリーナ・グラナドス・ファリャ」と、アンサンブル・アンタルコンテンポランの「ブーレーズ・ドビュッシー・ミュライユ」の2公演のみ。
トリオヴァンダラーは地味だけど上手いバンドだった。しかし曲がイマイチだった。グラナドスはブラームスの劣化コピーみたいだったし、トゥリーナは気が利いた部分とおざなりな部分がごっちゃになったもう一息感のある曲だった。この二人に較べるとファリャは鋭い。ファリャは良く知られたキャッチーな曲ばかりだったけど、ピアノの伴奏が目覚ましい。こんな曲だとは知らなかった。
アンタルコンテンポランのブーレーズとミュライユは両方とも拍節感のない音響のかたまりが連続するいかにも現代音楽という感じの曲。ただし半音がぐちゃっと衝突する場面は少なく、ピアノの低音弦をぐわーんと鳴らしたあと、その倍音を拾い上げるように2本のクラリネットが純正調の長3度で音を伸ばしたりする。ブーレーズもミュライユもそう言う音色が良く似ている、というかそういうふうな組み合わせにしたんだろう。女房はやっぱり(ラ・フォル・ジュルネだから)現代音楽としては聴きやすいのを並べたんだろう、と言ってた。でもミュライユのほうは要素がすべて出現し終わっても曲が終わらなくてかなり冗長な感じがした。
間に挟まったドビュッシーはヴィオラ・フルート・ハープという倍音の少ない楽器の組み合わせの曲。ドビュッシーらしいひらめきのある曲だったけど、なんとも音色が眠い。両側の現代曲と「倍音」という音色の上で対比させたかったのかな、とも思ったけど、それにはちょっと会場が大きすぎて拡散してしまった、と言う感じ。はっきり言って頭でっかちの曲を頭でっかちに構成しました、と僕には感じられた。少なくともドビュッシーのトリオがあの会場でどう響くか、というフィードバックを得た上での演奏には思えなかった。
とは言うものの、こう言う現代音楽を気軽に、しかしちゃんとした演奏で集中して聴く、という機会はないし、現代音楽は録音で聴いても全然わからないことが多いので、なかなか得難い。アンタルコンテンポランは現代音楽をやり慣れた感じがして、緊張感がとげとげしない。しかしまあ、五千円以上出して聴こうとは絶対思えないけど。
朝食:
レタス炒飯
味噌汁残り
オレンジ
牛乳+コーヒー
昼食:
生協カップラーメン
夕食:
たこ焼き
ピーマン豆腐お揚げの味噌汁
今日午後ダイエーさくら野生協と買い出しにまわったんだけどめぼしいものはなんにもなかった。結局生協で安いモロッコダコを買って、前回ボロボロだった鉄板の様子を見るためにたこ焼きにした。かなり傷んでるんだけど全然ダメというところまではなかなかいかない。今日も一回目はくっつきまくったけど、二回目三回目は大丈夫だった。
テフロンコートにそんなことしてもいいのかどうか知らないんだけど、油を引いて片付けておいてみよう。次回どうなるか。
先月24〜26出張だったので23日の夜、横浜に帰った。24日は名古屋に行ってさらにそこから岡山まで行って泊まった。ところが25日熱が出てきた。どうやら東北大の研究室で流行っていたインフルエンザにかかっていたらしい。26日はキャンセルしてうちに帰った。27日医者に行くとやっぱりA型。30日まで寝てた。入れ違いに女房が3日遅れで発症した。
そんなわけでせっかくの連休が、前半は寝てすごして、後半はおさんどんで終わってしまった。ある夜は娘と「言語化されない存在に関して、京極夏彦と伊藤計劃と円城塔はそれぞれどう捉えていると考えられるか」なんて言う議論をして過ごした。病気明けの閑な夜らしいちんたらした話になって、それはそれで面白かった。ちなみに僕は円城塔が全然わからないけど娘は彼のシンパ。
そんな状態だったけど、なんとか5月4日は夫婦二人で「ラ・フォル・ジュルネ」行ってきた。毎年ここぞ、という公演をピンポピントで聴いてきたんだけど、女房の力を持ってしても今年はあまりいいチケットがとれなかった。結局行ったのはトリオヴァンダラーの「トゥリーナ・グラナドス・ファリャ」と、アンサンブル・アンタルコンテンポランの「ブーレーズ・ドビュッシー・ミュライユ」の2公演のみ。
トリオヴァンダラーは地味だけど上手いバンドだった。しかし曲がイマイチだった。グラナドスはブラームスの劣化コピーみたいだったし、トゥリーナは気が利いた部分とおざなりな部分がごっちゃになったもう一息感のある曲だった。この二人に較べるとファリャは鋭い。ファリャは良く知られたキャッチーな曲ばかりだったけど、ピアノの伴奏が目覚ましい。こんな曲だとは知らなかった。
アンタルコンテンポランのブーレーズとミュライユは両方とも拍節感のない音響のかたまりが連続するいかにも現代音楽という感じの曲。ただし半音がぐちゃっと衝突する場面は少なく、ピアノの低音弦をぐわーんと鳴らしたあと、その倍音を拾い上げるように2本のクラリネットが純正調の長3度で音を伸ばしたりする。ブーレーズもミュライユもそう言う音色が良く似ている、というかそういうふうな組み合わせにしたんだろう。女房はやっぱり(ラ・フォル・ジュルネだから)現代音楽としては聴きやすいのを並べたんだろう、と言ってた。でもミュライユのほうは要素がすべて出現し終わっても曲が終わらなくてかなり冗長な感じがした。
間に挟まったドビュッシーはヴィオラ・フルート・ハープという倍音の少ない楽器の組み合わせの曲。ドビュッシーらしいひらめきのある曲だったけど、なんとも音色が眠い。両側の現代曲と「倍音」という音色の上で対比させたかったのかな、とも思ったけど、それにはちょっと会場が大きすぎて拡散してしまった、と言う感じ。はっきり言って頭でっかちの曲を頭でっかちに構成しました、と僕には感じられた。少なくともドビュッシーのトリオがあの会場でどう響くか、というフィードバックを得た上での演奏には思えなかった。
とは言うものの、こう言う現代音楽を気軽に、しかしちゃんとした演奏で集中して聴く、という機会はないし、現代音楽は録音で聴いても全然わからないことが多いので、なかなか得難い。アンタルコンテンポランは現代音楽をやり慣れた感じがして、緊張感がとげとげしない。しかしまあ、五千円以上出して聴こうとは絶対思えないけど。
朝食:
レタス炒飯
味噌汁残り
オレンジ
牛乳+コーヒー
昼食:
生協カップラーメン
夕食:
たこ焼き
ピーマン豆腐お揚げの味噌汁
今日午後ダイエーさくら野生協と買い出しにまわったんだけどめぼしいものはなんにもなかった。結局生協で安いモロッコダコを買って、前回ボロボロだった鉄板の様子を見るためにたこ焼きにした。かなり傷んでるんだけど全然ダメというところまではなかなかいかない。今日も一回目はくっつきまくったけど、二回目三回目は大丈夫だった。
テフロンコートにそんなことしてもいいのかどうか知らないんだけど、油を引いて片付けておいてみよう。次回どうなるか。
2013-05-06 21:22
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