近況報告

僕の入った新しい会社は安曇野に工場があって、そこに先週からずっと詰めていた。例の装置をインストールして立ち上げている。レガシーなRS-232Cでシーケンサとの通信ができるようになって、いちおう一つの装置として動くようになってきた。でもまだいろいろ不具合もあってなんとかやっと動いているという状態で、組み立て装置として使いながらデバグも平行して作業している。

先週中頃、装置を使って製品を作るメンバも含めて全員で打ち合わせして、僕は自分の担当した光学系とソフトウェアの部分の不具合点とその対応策を示した。装置として使えないという致命的な問題は出していないけど、設計上の詰めの甘さがあったと正直に白状した。それはもとはと言えば装置仕様が曖昧だったり、全体設計がディテールに反映できていなかったり、というのが原因の面があるので、お互い様というつもりだった。

しかしそのあとメカ、電気、制御、組み立て設計、装置運用なんかの担当からまとめがあって、僕以外のみんな「私のところは問題ありません」で、まるで僕のとこだけがダメみたいな話になった。おいおい、そんなわけないだろ。大企業の業務報告じゃないんだから、正直ベースで話しないと使えない機械を作ることになるのに。

来週もまたいかないといけない．．．．．