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日曜美術館再放送「コラボレーション・絵画と俳句」 [日常のあれやこれや]

夕食の間に見た「日曜美術館」の再放送。いわさきちひろの絵に一茶の俳句を組み合わせるというもの。
実は僕はいわさきちひろの絵が怖くてしょうがない。特に、番組でも出てきたちひろが時々描く、花の中心に子供の顔がある絵がどれも怖い。子供が大人になる前に死んでいくのを予言しているように見えてしょうがない。

僕は歳をとって子供が死ぬ話には耐えられなくなってきた。つまらない作り話の小説であっても子供が死ぬ話が出てくると鼻で笑えなくてつらい。他に例えば、歌舞伎には子供が殺される話がいっぱいあって昔はなんとも思わなかったけど、「先代萩」や「寺子屋」では親が自分の子供の死を知って苦悩を押し隠す場面(いかにも歌舞伎的だけど)がなんともいやで見たくなくなってきた。

いわさきちひろが描く子供の絵はみんな大人になる前に死ぬことを宣告されているように僕には見えてしょうがなくて、どうしても好きになれない。なぜそう見えるのかはよくわからない。そう言う見方をする人の話も知らないのでかってな思い込みだろうけど。

ところで姜尚中は絵に対して言葉を操ることにかけては、少なくとも今回のゲストを遥かに上回ることがこういったテーマではあらわになってなんとも面白い。

またいつもテレビのアナウンサ的な、いかにもな紋切り型の受け答えをする中条アナウンサも今回の「やってみましょう」のコーナーで実は自分の言葉で語ることのできる人物だと言うことがわかった。普段からこうやってればいいのに。

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