女房が帰った [日常のあれやこれや]
水曜に来た女房が今日帰っていった。
女房は来るなり僕のiMacにアカウントを勝手に作って、メールでまず自分の仕事のチェックをしてから、「ああ、もう、汚い、きたない」と言って部屋中掃除をして、「野菜を全然食べてない」と言っておさんどん以外にも冷蔵庫冷凍庫の中を作り置きの煮物なんかでいっぱいにして、「イビキで寝られやしないじゃないの。そのくせ自分はしっかり寝て、朝はジジ臭く早くからごそごそしてうるさいったらありゃしない」
まあ、それも愛情表現だと思って聞き流した。どうせ、ひと言反論すると512倍になって返ってくるし、10年経っても覚えていて「あのとき、ああ言った」などと指摘する。半減期30年のセシウムなみ。
僕はちょっとでも電車に乗っている時間を短くしたくて、なるべく速い新幹線で行き来してきたけど、女房はもったいないからと言って東京まで5,000円で行ける震災ボランティア向けの「やまびこ自由席片道きっぷ」で帰っていった。
しかし、女房に身の回りの世話をしてもらっているとやっぱりずいぶん楽。気楽な単身赴任生活と思っていたけど、時間だけではなく身体的にもそれなりに負担があると言うことを思い知った。もちろん、女房にとって知らないところでの作業はより負担が大きいはずで、それを乗り越えて世話をしてくれたことに対して、僕には感謝の言葉もない。
でもそれが女房の苦痛になっていたかというとそうではないような気がする。なんとなく女房の「キャラ勝ち」と思えてしまうのには、少なくともうちの子供たちは賛同してくれるだろう、笑いながら膝を打って「そう、そう!」とか言いながら。
女房は来るなり僕のiMacにアカウントを勝手に作って、メールでまず自分の仕事のチェックをしてから、「ああ、もう、汚い、きたない」と言って部屋中掃除をして、「野菜を全然食べてない」と言っておさんどん以外にも冷蔵庫冷凍庫の中を作り置きの煮物なんかでいっぱいにして、「イビキで寝られやしないじゃないの。そのくせ自分はしっかり寝て、朝はジジ臭く早くからごそごそしてうるさいったらありゃしない」
まあ、それも愛情表現だと思って聞き流した。どうせ、ひと言反論すると512倍になって返ってくるし、10年経っても覚えていて「あのとき、ああ言った」などと指摘する。半減期30年のセシウムなみ。
僕はちょっとでも電車に乗っている時間を短くしたくて、なるべく速い新幹線で行き来してきたけど、女房はもったいないからと言って東京まで5,000円で行ける震災ボランティア向けの「やまびこ自由席片道きっぷ」で帰っていった。
しかし、女房に身の回りの世話をしてもらっているとやっぱりずいぶん楽。気楽な単身赴任生活と思っていたけど、時間だけではなく身体的にもそれなりに負担があると言うことを思い知った。もちろん、女房にとって知らないところでの作業はより負担が大きいはずで、それを乗り越えて世話をしてくれたことに対して、僕には感謝の言葉もない。
でもそれが女房の苦痛になっていたかというとそうではないような気がする。なんとなく女房の「キャラ勝ち」と思えてしまうのには、少なくともうちの子供たちは賛同してくれるだろう、笑いながら膝を打って「そう、そう!」とか言いながら。
2011-05-22 21:50
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0