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献立02/05 [献立]

今日は雪もふらなくて午前中は日もでて昨日に較べれば暖かかった。いややっぱり寒いんだけど、このくらいは横浜のうちのあたりの気温ぐらいだろう。

午前中部屋の掃除をして午後、宮城県美術館でやってる「クレーとカンディンスキーの時代」という展覧会を見に行った。僕の好きな作家の上から二人の名前が挙がってる展覧会とあっては見に行かないわけにはいかない。震災以降ずっと運動不足気味なので榴岡から歩いていった。片道40分ぐらいでそれを往復したけど運動になったと言う感じはあまりしなかった....

展覧会は、宮城県美術館と宇都宮美術館が持っている20世紀初めの青騎士やバウハウスの作家の作品を集めたもの。宮城はクレーが多く宇都宮はカンディンスキーを持っているらしい。僕はクレーはだいたい見覚えがあったせいもあって、残念ながら目玉となるような作品は少なくてちょっと物足りない。

カンディンスキー晩年の特徴的な色鮮やかな模様とも微生物ともつかない絵は1点「三つの星」
0205kandinsky.jpg
しかなかったけど、これは好きな絵。クレーも「橋の傍らの三軒の家」や「舞台稽古」みたいな、近寄って見るとただの滲んだ水彩の面塗りにしか見えないものが全体としてはまるで光が中から出ているように見えて、見れば見るほど不思議な感じがする。こういうクレーは子供の頃からほんとに大好き。ところどころに解説の言葉が添えられているけど、特にクレーの絵に添えられた解説はなんだか的外れな感じがする。言葉が絵にたどり着いていない。まあ、それは絵画を語ろうとしたときのいつものことではあるんだけど。

ひとつ僕にとって発見があった。エゴン・シーレの「黄色の女」。シーレはそれほど好きな画家ではないけど、これはすてきだった。なんだかよくわからない黄色い服を着て太腿を露にした女を黄土色の紙に鉛筆で素描して、それに色をいくつか乗せただけの絵。その太腿はよれよれとした太いけどちょっと掠れた線で輪郭だけが描かれていて、その輪郭に沿うように影が青く塗られている。その青は近寄って見ると輪郭からはみ出たりして適当に塗られていてなんで青なの?と思えるんだけど、ちょっと離れると皮膚の透明感とその下のポテっとした肉の感じが伝わってくる。これ、カッコいいなあ。シーレをちょっと見直した。

他にもココシュカの多色刷りの石版は漫画的な記号っぽい人物や物体が装飾的な小さな画面を締まった感じにしていて案外面白かったし、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」のジャケ写とかにしょっちゅう出てくるベーレンスの「接吻」が国内にあることを初めて知った。日曜の午後なのに全然空いててゆっくり見られた。これが都内にまわったら人だらけだろうな。

朝食:
葱炒飯
味噌汁残り
牛乳+コーヒー
0205朝食.jpg

昼食:
カップ焼きそば
0205昼食.jpg

夕食:
ヒレカツ+サツマイモと竹輪の天ぷら
キャベツのサラダ
葱豆腐お揚げの味噌汁
0205夕食.jpg
昨日ダイエーで買ったアメリカ産ヒレ肉98円をカツにした。安くていいんだけどこれも最近マンネリだな。
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