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皿をもらった [日常のあれやこれや]

つる美さんから約束のとおりプレゼントをもらった。「遅い被災見舞」とのこと。現物を見ることなく贈ることができてしまうようなAmazon的に安易なものではなく、つる美さんらしく完全手作りで、かつ個人的な趣味が大爆発。こんなの

Eno : Before and After Science

ブライアン・イーノの70年代の名盤「Before and After Science」のジャケ絵(絵をクリックするとオリジナル)が、透明なガラスの皿の底に部分的にスリガラスになって浮き上がってる。世界にこんな皿はこれ一個だけ。ちょっとうれしいのでここで公開。まだまだある....

つぎはKing Crimsonの名盤「クリムゾンキングの宮殿」

In The Court of The Crimson King -1

これは彩色されている。もう一枚。

In The Court of The Crimson King -2

こっちは色無し。そのかわりスリガラス部分は深く彫り込まれている。

それからKing Crimsonの「Larks' Tongues in Aspic」の3連発。

Larks' Tongues in Aspic -1

Larks' Tongues in Aspic -2

Larks' Tongues in Aspic -3

どの順番に作ったのかよくわからないけど試行錯誤の結果であることがわかる。2番目はかなりの深彫りになっている。

皿は同じサイズで全部で6枚。客がたくさん来たときにいい。もちろん6人も来ると部屋はいっぱいになるし、ほとんどの人はこれが何かわからないだろうけど。もうひとつ、これは皿ではなくガラス板。

Larks' Tongues in Aspic -4

これも彩色されていたんだけど、洗剤で洗ったら色がちょっと落ちてしまった。最初は月の青にムラがなくて、まわりの炎がもっと黄色かった。補修したい。

最後は極めつけ、インスタントコーヒー入れ。

0205coffee.jpg

写真ではよくわからないかもしれないけど、左側はつげ義春の「ねじ式」の第1コマのパロディ。背景にある飛行機のシルエットはオリジナルではもっと大きいのでけっこう手が入っているらしい。「まさかこんなところにメメコーヒーがあるとは思わなかった」とキャプションもパロディ。

右側は田村信「できんボーイ」のちゃっぷまんの名ポーズ。こういうのって知ってる人でないと笑えないので相手を選んでしまうが、あえてやるところがつる美さんらしい。

ところで、ガラスの写真を撮るのはずいぶん難しい。えらい苦労した。実はもうひとつあるんだけど、うまく写真が撮れなくてただの空き瓶にしか見えない。これはあきらめた。
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つる美

稚拙なものをおほめいただき恐縮です。
そうなんですよねー。自分でも満足のいったのは
イーノだけ。
最後のは、遊びですから。全部遊びだけど。

いろいろくだらないデザインが浮かんできましたので、また
近いうちに。
by つる美 (2012-02-10 10:34) 

decafish

こちらこそ恐縮です。
むかし本社にいたころ、プログレ趣味のグループで年一回ぐらいのペースで70年代ビデオを見ながら宴会する、ということをしていました。その場にこれがあったらめちゃ盛り上がったのになあ、といまさらながら思います。
残念ながらその場ではつげ義春も田村信も「なにそれ?」ではあるんですが、これを笑ってくれる知り合いはほとんどいませんなあ。知ってる人は喜んでくれると思うんですけど、たいていとり・みきを読んでさえ「なに、これ?」ですもんねぇ。
by decafish (2012-02-10 21:37) 

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