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献立02/10 [献立]

今日大学で、居候している研究室の教授に今のプロセスの一部を研究室に移植することの了解をもらった。これまで県内3カ所にちらばっていたプロセスのうち、全部ではないにしてもおもだったものを東北大でできるようになる。これは僕にとって非常にありがたい。これは僕の仕事が教授に評価してもらえたと理解している。

ただし、研究室では実質的にスペースを確保してもらえるだけで、会社で量産の一部を間借りしてやってきたプロセスは新しく立ち上げないといけない。それはそれで大変なんだけど、実は僕にとってうれしいことでもある....

量産プロセスのある部分は、僕が開発の頃立ち上げたもので、プロセス制御やそのin-situ評価を僕がMacを使って実装していた。量産に移行してからはそれをプロトにしてWindowsの「いかにも量産設備」というツラがまえのソフトで置き換えられた。それはユーザインターフェイスの見た目にはカッコいいんだけど、僕にとってはまるで外骨格生物のように痒い所に手が届かないもので、ちょっと違うことをしたいと思ったときにどうしようもなく、歯がゆい思いをずっとしてきた。

今回研究室に移植するにあたってそういう量産と共有している部分は当然持っていくことはできない。もちろんWindowsマシンはそれほど高価ではないしソフトはコピーすればいいだけだけど、開発時点で使っていたMacが埃をかぶったままほったらかしになっている。それを掘り起こして僕が新しく専用のソフトを書き直せばハードウェアを買う必要さえない。僕の手間は増えるがそのかわり、僕のストレスは断然少ない。

僕には教授の評価もうれしいけど、あのWindowsのバチモンソフトとおさらばできるのが最高にうれしい。さあ、これからとりあえず三つばかりそのためのソフトを書くぞ。ひとつは一番重要なあるプロセスのタイミング制御、それから光学的なin-situ観察、もうひとつは周辺プロセスの監視。うほほほほほほほほほほほほ。笑い過ぎたかもしれないけど、うれしいなあ。ほんとにやだったんだよ、あの量産用ソフト使うのは。

ところで、ちょっと残念なんだけど、そういったソフトをここで公開するわけにはいかない。プロセスのノウハウがその中にソースコードとして記述されてしまっているせいである。でも、会社の関係者の誰一人としてそう言う認識はないよなあ。いやずっと、20年前からそうだった。まあ、いいや。

朝食:
揚げ物残り
炒め白菜
味噌汁残り
プルーンバナナヨーグルト
牛乳+コーヒー
夕食:
鶏腿と野菜のあんかけ
葱豆腐お揚げの味噌汁
一昨日買った鶏肉の残りをブツ切りにして葱白菜椎茸と炒めてあんかけにからめた。ほら、中華料理屋でよくあるやつをイメージした。なんて言うのか忘れた。鶏ガラスープと塩だけで味付けしたけど、ちょっとだけ醤油か唐辛子があればよかったと後悔した。

味見をするとどうしても味付けが濃くなりすぎるので、最近まったく味見をしなくなった。どうせいつも決まって一人分しか作らないから適当な分量で味付けして、食べたあと次回にフィードバックすることで味見のかわりにしている。僕は何でもすぐ忘れるくせに、前回食べた味を思い出すことは、なぜかできる。

でも初めて作る料理はそれができない。なのに味見せずに作る癖がついてしまっている。そもそも味見というのは、ようするに最適化の途中で評価関数の値を確認することである。なるべく少ない回数で最適値にたどり着かないと、味見の場合は評価関数そのものが変形してしまう、ということだと思う。これはNFL定理との関連もあって難しいということがわかる。
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