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献立02/07、新しいiPodと無線環境 [献立]

今日は昨日とうってかわって暖かかった。夕方になって会社の人が出張から仙台に帰ってくるので駅前で飲むことにした。外で飲むのは本当に久しぶり。明日は横浜に帰るので来週までブログはお休み。

僕の持ってるiPod Touchは第1世代で、最近はバッテリがヘタって3時間前後しか保たなくなった。仙台から横浜まで帰る間音楽を聴いているだけで、ブートできなくなるほどバッテリがカラカラになるようになった。これは修理も何も利かない。iOSも2.2.1で固定されている。Appleはアーリーアダプタに冷たい。ということで先日、娘にもらったお年玉と、臨時収入を足してiPod Touch32GBを買った。

0206iPods.jpg
もちろん右側が新しいiPod。なんとカメラまでついててSiriが話す。

この際ついでにうちの無線LANの環境を整えることにした。先週末に駅東口のヨドバシカメラに行った....

実は今までも榴岡の部屋で無線LANを使っていた。知り合いに「いらないからあげる」と言われた小さな802.11b/g/nのトランシーバで、ルータとDHCPの機能もある。しかも単3電池4本入りのバッテリケースと同じくらいの大きさしかない。これはありがたい、と思って使うことにした。

ところがどうも動作がおかしい。無線で繋いだMacやiPodどうしが繋がらない。pingも通らない。でもそれぞれはちゃんとプライベートなIPアドレス(192.168.x.x)はふられてインターネットにアクセスできる。100BaseTの有線ポートも3つ持っていて有線どうしは繋がるけど、有線⇔無線は繋がらない。ルータ機能がどこかおかしいんだろうと思ったんだけど、その動作を変更するような設定が見つからず、結局無線ポートはiPod専用になっていた。無線LANの意味がない。

新しいiMacにしてMac OS Xが10.8に(無理矢理)なって「Wi-Fi 診断(Wi-Fi Diagnostics.app)」というアプリをみつけた。/System/Library/CoreServices/にある。OSが上がると/Applications/Utilitiesにあったのが消えているということがあって、その場合CoreServicesを探すと見つかることがよくあったので、このディレクトリは確認するようにしている。このパスがわかる人はチェックしてみるといい。「パスってなに?」という人はやめたほうがいいかもしれないけど。

「Wi-Fi 診断」は昔からユーティリティフォルダにある「ネットワークユーティリティ(Network Utility.app)」の無線版で、より高機能になっている。これに「Wi-Fiスキャン」という機能があって、ネットワークユーティリティの「ポートスキャン」のようなことが無線でできる。つまり接続可能な無線LANのトランシーバをリストアップできる。例えばいまやるとこうなった。
0207wifiscan.png
iMacを買い替えたばかりの頃、これを見てびっくりした。たいてい20から30くらいあがってくる。「ネットワーク環境設定」でも10個前後みつかるので混んでるな、とは思っていた。

無線のプロトコルは難しくて僕はよくわかってないんだけど、有線のEthernetみたいなCSMA/CD(他が使っていないときは使う、同時に使い始めて衝突したときは通信をやめてしばらく待ってやりなおす)をやりながらトランシーバ間の排他制御をやっているんだろう、と思っている。そうすると当然混雑してくると急速に効率が悪くなるはずである。

上の「Wi-Fiスキャン」の結果ウィンドウを見てもらえばわかるけど、ひとつを除いて全部が「バンド」が2.4GHzになっている。802.11シリーズの無線LANの規格では、大まかに言って2.4GHz帯と5GHz帯を使っている。どっちもチャンネルの帯域は20MHzあるんだけど、2.4GHzの方がちょっとだけ古くて帯域の使い方も貧乏臭い。5GHz帯のほうはチャンネルがオーバーラップするということもなくゆったりしているうえにチャンネル数もたくさんとれている。AppleはAppleTVで無線を使えるようにするために802.11nをドラフトの段階でサポート表明してフル実装してきた。そんな経緯があってAppleの製品は両方の周波数帯で複数チャンネルを使えるようなハードウェアとプロトコルが実装されている。

ということで、MacやiPodで無線を使うなら5GHz帯を使うに越したことはない、と考えてヨドバシカメラに行った。おにいちゃんに聞くと「11n/a/g/b対応」と書いてあるのは5GHz帯が使えて、11n対応であっても「11n/g/b対応」となっているのは2.4GHzだけを使っているんだ、と教えてくれた。ヨドバシカメラのおにいちゃんはそういう技術的な内容も良く知っているらしい。たしかに802.11aは5GHz帯だけを使うプロトコルだった。

安い機種は全滅(11n/g/bばかり)だったけど、ひとつだけPlanexというところのMZK-300Dというのが小さくて5GHzが使えて、しかも3千円だった。その次に安い機種はもう9千円以上する。「この安いのとこっちの高いのとなにが違うの」と聞くと「電波が遠くまで届く」ということだった。それならこれで十分、と思ったんだけど、さっき書いた人からもらったトランシーバの不具合のようなことが起こらないか、と聞いてみたら
「それは設定がどこかおかしいんですよ。でなきゃルーティングテーブルをクリアすれば」
と言われた。そんな設定するようなパラメータがなかったし、テーブルは最初にクリアしてからなにも変わってないんだけど。とにかく、そんなことがおこるなら払い戻していい、とおにいちゃんがいうのでその3千円のMZK-300Dを買って帰った。

それを動かして「Wi-Fiスキャン」をしてみたのが上のウィンドウで、ひとつだけ5GHzとあるのがその新しいトランシーバ。5GHz帯は2.4GHzに較べれば減衰も大きいのと、やっぱり装置がそれほど普及していないということだろう、帯域を使い放題、というわけではないけど輻輳は実質的にない、ということになる。うれしい。ちゃんと無線でIPアドレスがふられたどうしも通信できる。pingも通る。当たり前だ。

ところで、そのpingさえ通らなかったというのはLogitecのLAN-W300N/PE5Bという機種。設定の問題ならぬれぎぬなんだけど僕にはその設定を変更することができなかった。

朝食:
ベーコンエッグ
煮物残り
味噌汁残り
プルーンヨーグルト
グレープフルーツ
牛乳+コーヒー
0207朝食.jpg

夕食:
仙台駅東口側の狭っ苦しい飲み屋。でもオシャレになるように一品々々いろいろ工夫されてた。しかし、オシャレなのが旨いわけではない、ということも今回知った。
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ツルリネーター

うわ。これは聞き捨てなりませんぞ!
娘さんにお年玉もらったと!?

自分より収入が少なく、かつ未来が長い女性からお年玉
受け取っていいのだろうか。

フーマンチュー博士や、ヌカ食べのひめみこ様がお聞きになっらた
どうおっしゃるであろうな
by ツルリネーター (2013-02-11 16:31) 

decafish

コメントありがとうございます。
たしかに今の年収差は大きいですが、将来の可能性の差はそれを補ってあまりあります。また、これまで親として娘に投下した有形無形の投資は膨大です。
娘からのお年玉は株主優待だと思ってありがたく頂戴することにしました。
ところで、フーマンチュー博士や額田部皇女がどう言う関係があるんでしたっけ??
by decafish (2013-02-11 19:33) 

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