献立02/18

今日もちゃんと出社。電車はパンクチュアルに動いていたけど外は寒い。行きも帰りも足下は荒い砂を踏みしめるような感じで、とりあえず滑らずに済むのでまだマシかも。

ところで今日、会社でぼーっとニュースサイト見てたらあるところで

．．．
「おまえ、アスペか？」

というコメントがあって「アスペ」っていっても僕はアスペの実験ぐらいしか知らないのでぐぐってみたら、どうやら「アスペルガー症候群」のことで、要するに空気を読めないやつと言っているらしい。言葉を略すことでその病気の患者への蔑視、さらにそのイメージを使って他者を貶める意図を明確に表している。その簡潔で的確な表現は、確かに本物のアスペルガー症候群患者にはできない所業である。

ネットではこういった他者に対する想像力が欠如した言葉はよく見かけるので僕自身は慣れていると思っていたけど、言葉の中身を知って、それを発した人の内面を想像すると僕は寒気がするほどだった。

そしてつくづく「言葉狩り」をしてはならない、と思った。彼らはこういう言葉をいくらでも新しく作り出すことができる。「言葉狩り」をすれば彼らに「そんな言葉は知らないし、使ってもないよ」とアリバイを与えるだけになる。そして、誰も他人の頭の中だけにあることを非難することはできないので、彼らの発する言葉に対する感受性を高めることを残された僕らはしないといけないのに、「言葉狩り」はそれをスポイルしてしまう、と僕は思うんだけど、どうだろうか？

朝食：
ソーセージ炒め
煮物残り
味噌汁残り
蜜柑
牛乳＋コーヒー


夕食：
マグロたたき丼
エリンギの塩焼き
できあい白菜の浅漬け
ワカメ豆腐お揚げの味噌汁

生協に何もなかった。雪のせいなのか魚売り場はがらんとした棚が目立った。野菜売り場の棚は空いてなかったけど、何もかも高い。特に青菜ものは買える値段でなかった。ぐるぐる回ったあげくに結局マグロのたたき、と言っても原材料の一部にマグロが含まれている油だの調味料だのの混ぜ物のおつとめ品を買って帰った。これを「マグロのたたき」として売っているのはおかしいんじゃないのか、と思うんだけど、これが普通らしい。まあ、安くてマグロを食べた気になるのでとりあえず良しとする。