Bezier曲線によるレンズ形状近似 - その4 [レンズ形状をBezierで描く]
前回で計算は終わった。考え方はスプライン補間なんかと同じ、というかスプラインのものまね。
前回の球面をBezier曲線で近似するだけではごく普通なので、今日はこれを非球面に拡張する。でもそれも考え方は全く同じ。
ということで、球面での議論はそのまま使えて、s′1とs"1の値が違ってくるだけになる。
めんどくさいけどそれぞれ計算すると.....
非球面式を2次曲面とベキの項にわけて とする。微分は なんかだったので である。 あとはそれぞれ微分して となるので、数値的にはq′(1)、q"(1)、p′(1)、p"(1)の値を計算して代入すればいい、ということになる。
これらの値(と非球面式の値sh)を式-15に代入して球面の場合と同じように計算すれば、非球面の断面形状のBezier曲線の近似ができた、ということになる。
美しくはないけど、話は簡単。要はどれだけ効果的か(見た目がそれらしいか)、ということ。
前回の球面をBezier曲線で近似するだけではごく普通なので、今日はこれを非球面に拡張する。でもそれも考え方は全く同じ。
2.3 非球面の場合
非球面でもよっぽど変な、例えばシュミットカメラの補正レンズみたいなのでなければ、見た目のレベルでBezierと区別するのは難しいはずである。ということで、球面と同じ条件でいいだろう。つまり、- 光軸(始点)での曲率
- 最大高さでの傾き(1次の微係数)
- 最大高さでの2回微分
ということで、球面での議論はそのまま使えて、s′1とs"1の値が違ってくるだけになる。
めんどくさいけどそれぞれ計算すると.....
非球面式を2次曲面とベキの項にわけて とする。微分は なんかだったので である。 あとはそれぞれ微分して となるので、数値的にはq′(1)、q"(1)、p′(1)、p"(1)の値を計算して代入すればいい、ということになる。
これらの値(と非球面式の値sh)を式-15に代入して球面の場合と同じように計算すれば、非球面の断面形状のBezier曲線の近似ができた、ということになる。
美しくはないけど、話は簡単。要はどれだけ効果的か(見た目がそれらしいか)、ということ。
2015-05-31 20:22
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0