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avahi覚え書き [日常のあれやこれや]

昨日の問題の対策として手配したルータ機能を持った無線のドングルが届いた。Amazonで1300円ほどだった。
0202wifi.jpg

DHCPとルーティングの機能を持つのでこれに繋がれば問題はなくなった。あたりまえ。ハードによるもっとも安易な解決。

ところがそうするとRaspberry piのavahiが立ち上がらない。そのせいで名前で指定することができなくて、DHCPで渡されたIPアドレスを探さないといけなくなった。serviceコマンドで手動で起動しても同じ。直接avahi-daemonを叩いてデフォルトですっとばすとなぜか立ち上がる....

avahiがどこにlogを残しているのかわからなくて、/var/logをざっとgrepしてみると、どこからかSIGTERMを受けて終了していると言ってるのがみつかった。

unixのsignal(シグナル)の悪いところはシグナルの番号とそれが届いたという事実しか情報がないということ。今はどうか知らないけど、昔X-windowのイベント配信を実装するためにSIGUSR1なんかのsignalを使っていた(もちろんそのこと自身はX-windowのプログラマには隠蔽されていてイベント構造体が渡される)。

あのときsignalを拡張してもよかったのではないか、と今頃思う。あのときでもすでに遅かったのかもしれないけど。ちょうどBSDとSystem-Vに喧嘩別れして覇権争いしてた時代だったしな。いや、そんな昔話はどうでもいい。すぐ思考が80年代初頭に安住して空目になってしまう。

ぐぐってみると、なんとなくわかった。いろいろあるけど、DNSに到達できない環境で、且つOS Xと共存する必要があるときには
/etc/default/avahi-daemon
の最後にあるAVAHI_DAEMON_DETECT_LOCAL=1とあるのを0にすればとりあえずいいらしい。こんなん自力では絶対わからんわ。

ということで、この春の国内展示会にデモすることになったのにすっかり忘れてて、また「なんじゃこりゃあ」とか言って怒りかねない自分に対してのメモ。
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