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静電チェッカーを作る(ダイソーで素材調達して) [日常のあれやこれや]

こないだから仕事のデモのために半導体レーザのドライバを半田付けしてた。ローパワーの赤レーザがバタバタ死ぬ。ローパワーの半導体レーザは一瞬の過電流で死ぬので回路構成はそれなりに考えて、メカリレーと(そのチャッタを避けるための)フォトMOSリレーの2段階でシャントして、出来るだけ帯域をとりならオーバーシュートを減らした定電流源をD/Aで制御して、ソフトウェアもフェイルセーフに書いた。要するにいろいろ対策したのに、でもやっぱり死ぬ。

先週、回路に電源が入っていないのに、基板を触ってるうちに死んでたことがあって、これは回路のせいではなくて、静電気で死んでるんではないか、と疑いだした。作業テーブルはアースしてあって僕自身もアースバンドをしてるんだけど、歩いてきてテーブルにつながったアースバンドを取ろうとすると静電気がぱち、っと来る。同じオフィスで仕事をしている営業の連中も冬になるとドアノブを触って来たの来ないのと言ってるので僕だけではないらしい。

そもそも作業場にしてる部屋はそのために整備したわけではなく、ごく普通の事務オフィスなので、静電対策は後付けになっている。これはマジメにやらないといかんな、と思ったんだけど、部屋の電源アースも怪しいし、静電電位計もない。とりあえずどこで帯電してるのか知りたい。どうすればいいか。

最終的にはちゃんとした電位計を買うしかないんだけど、とりあえずGo/NGがサクっとわかるぐらいの「Poor man's electrostatic checker」を作りたい。そんなことを考えながらネットを見てると面白いものを見つけた....

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