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CDフォーマットは美しい、それにひきかえ... [分類してもしょうがないもの]

IEEE1394のことを書いていて思い出したけど、フォーマットとしてのCDは美しい。今から見れば光学的にもディスク製造にも変調や誤り訂正にも余裕を取りすぎているように見えるけど、CDのシステムを量産化する前にここまで予見して、ヤバそうなところは技術的に解決案をちゃんと盛り込んでフォーマットとして決めたというところが偉い。暗号化やコピーガードなんか出来んでよろしい。せっかくの美しいRED Bookが生臭くなる。

それに引き換えDVDや、その次と言われているHD DVD、Blu-rayはなんと志の低い技術か。波長を短くしたりN.A.を上げたり変調の冗長を減らせばいっぱい詰まるのは当たり前。技術の膝蓋腱反射と言っていい。CDを生み出した人たちに比べて全然頭を使ってない。5GB、20GB入ります、って当たり前じゃん、素人の僕(素人とは言えないか)にでも計算できる。それが「未来のフォーマット」かねえ。未来と言うのは先人の苦労を食い潰すことでやって来るのか。

光ディスクがなくなるとは思わないけど、HD DVD、Blu-rayがDVDやCDに取って代わるとは思えない。H.264で20時間録画できます、とか言ったってだからどうした?同じことすればDVDに2時間入る訳でしょ。もう1TBの3.5インチHDDが3万円をきるなんて言う話が聞こえてきてるのにその二桁下で大騒ぎしてるのって「蛙大海を知らず」じゃないのか。

物理フォーマットに論理フォーマットが結びついている(High Definitionの絵を見るならBlu-ray)かのような欺瞞は保身のために見える。コンテンツ保護?それもよく考えてみれば物理フォーマットとは無関係でしょうが。HD DVDだBlu-rayだコンテンツ保護だなんて下世話な議論はやめて健全な光ディスク技術の発展のために、CD、DVDで光ディスクを終わらせないためにどうすればいいかを考えるべきではないのか?このままだとメジャー層に「だったらいらない」って言われかねない。本当にそう言われるのはもう何年も先じゃない。どうする?

追加:
こんなことで一番被害を被るのはユーザなのに、首謀者が平気な顔をしているのは感覚がおかしいのではないの? 本当にどこを向いて商売しているのか疑問だ。


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