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「天空のリング」記事の仮想記憶に関する訂正 [昔話]

昨日の記事の最後の方にアポロコンピュータの仮想記憶を2個のMC68000で同じ命令をずらして実行して実現している、と書いた。これはずっと前アポロがまだ存在していた頃聞いた話だった。が、今になってなんかおかしいな、と気がついた。CPUの内部状態も含めてコピーしてこないと実行を続けられない。それができればそんな面倒なことをしないでもページフォルトの処理はできるんじゃない?

ということで今日会社で調べてたらやっぱり間違っていたということがわかった。一番わかりやすいのは、簡潔で親切な記述のこのページの最後の方の解説。「1命令遅延」説はたまたま同じCPUが並んでたのを見た人がそう思い込んだのかなあ。僕は「1命令遅延」説はアポロの日本法人の営業の兄ちゃんから「昔はこんなことをしていた」みたいにして聞いたような気がする。それともHPのすごいおしゃべりな営業の兄ちゃんの方だったかな。あのころはOSからなにからメーカごとに全然違っていてそうやって話を聞くだけでも面白かったけど。

その直後のソニーのワークステーション「NEWS」ではMC68020が2個並んでボードに乗っていた。これを見たらなんて言うんだろう。こっちはカタログにはっきりと「片方はI/O処理用」と書いてあったっけ。

ということでお詫びして訂正します。
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