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献立02/18 [献立]

昨日までの一週間きつかったのでずっと寝てようと思ったのに朝早く目が覚めた。雪はやんでるので9時過ぎに布団を干した。そのうちすごい風になってあわや布団を飛ばしそうになった。あんな恥ずかしいことは一度あればいい。早々に取り込んで午後買い出しに出かけた。

とこで話は全然違うんだけど、その昔クロネッカーは「整数は神が作りたもうた」と言ったという。僕も先日から何となくそう思えるようになってきた.....

「ひとつ」「ふたつ」と数えられるということは今のこの宇宙にもともとそなわっていると思える。一方で実数は人間が作ったものだ。実数のスケールにも場所にもよらない構造は明らかに、人間の知り得ないところも知ってるところと同じようなものだろうという希望的観測を反映している。実数の単純な構造は人間の思考のスタイルそのものだ。だからこそ道具として大成功を収めた。なんと言っても手になじんでいて簡単に扱える。でも無限の扱いと言う、単純な構造に起因する問題を抱えることになった。いずれにしてもプライヤがピンセットのかわりにはならないのと同じで、実数にも適応範囲があるだろう、と言う気がする。逆に整数は実数に較べて極端に扱いが難しい。やはり人間の作ったものではないからだろうか。

道具としてもっと洗練されたのが複素数(Complex Number)だ。人間が見える世界に複素数は存在しないのに、これを使えば人間に見える世界を記述するのにとても便利だということをえらい人たちが証明した。CPUつき電動プライヤみたいなもので特定の問題に対してめちゃ強力な道具になった。でもやっぱりピンセットのかわりにはならなかった。

何がよくわからないと言って、量子力学では複素数が本質的な役割を果たす。シュレーディンガーの方程式から虚数単位 i をとってしまうと準定常解は無くなってしまう。その結果というか、それに関わらずというか、量子力学ではそもそもあらゆる物理量はFourier領域の量の方が実体というにふさわしいということになってしまった(少なくとも僕にはそう思える)。Fourier世界ではすべでは振幅と位相を持っていてすなわち複素数であるということになる。

これは量子力学が人間の見える範囲の記述でしかなくて、宇宙を表しているわけではないのか、それとも逆に宇宙の側からの人間の思考への歩み寄りなのか、僕にはよくわからない。スケールに依存する実数の体系ができたとすれば、小さいスケールでは位相を持つように見えるという解決が一番望ましいという気が僕はする。

なんでそんなおおげさな話を考えたかというと仕事で、整数nを含んだ方程式でそのnが奇数のときだけ解になるような条件を簡単に表せないかと悩んだせい。宇宙の話からあまりに卑近な話にしゅしゅしゅしゅ、とちぢこまってしまうのが情けないな。

朝食:
葱炒飯
トマト
味噌汁残り
牛乳+コーヒー
0218朝食.jpg

昼食:
生協カップラーメン
蜜柑
0218昼食.jpg

夕食:
手巻き寿司(目鉢ブツ+アジ)
厚揚げ焼き
椎茸豆腐お揚げの味噌汁
0218夕食.jpg
うろうろしたあげくダイエーで生アジを1匹買って生協で目鉢マグロのブツの一番小さいのを買った。もちろんアジは自分で捌いた。合計500円以下の質素なネタ。でも十分だわ、これで。
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