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Pi Noirカメラを買った [Raspberry Pi]

Raspberry Pi専用のカメラは2機種ある。そのうちの赤外線フィルタの付いていないほうのPi NoIRというカメラをネットで注文してあって、それが先日届いた。IRフィルタ無しのカメラをいったい盗撮以外の何に使うのかというと、仕事で使うある装置に安く利用できないかとふと思ったからなんだけど、とりあえずその前にちょっと遊ぶ、というか使い物になるかどうか評価しようと思った。手にしてみるといかにも華奢で、コネクタを簡単に壊しそう。気をつけないといけない。
1031pinoir.jpg

なんでオイスターソースの瓶なのかは気にしないように....

ターミナルから使えるコマンドがいくつかあるけど、BCM2835が持っているGPU前提になっててX Windowで表示できるようにはなっていないらしい。モニタを繋ぐのも面倒なのでここを参考にさせてもらってmjpg-streamerを使ってMac上のVLCで表示させた。
1031vlc.jpg
ちゃんと動いた。カメラの仕様を見ると妙に画素数が多くて、ピクセルサイズが1.4μm角なんていう随分小さなものらしい。Fナンバが1.4で回折限界とかのめちゃ明るくて収差の少ないレンズでないと解像度は生かせないはずだし、S/Nもかなり厳しいと思うんだけど、もちろん光学計測に使おうなんてものじゃないのでそんなツッコミは無用である。見た感じ、絵としては値段の割にはそれなりに見える。でも最近のWebカメラはすごく安いのでその中にはもっとコストパフォーマンスが良いのがあるかもしれない。よくわからない。

なんでこのカメラを買ったかというと、それはまたあとのお楽しみ。カメラと一緒に可視光カットフィルタと赤外LEDも買った。これでちょっと遊んで、うまくいけば装置に流用する。

動くのはいいんだけど、Cから呼ぼうとするとよくわからない。raspberrypi.orgのサイトをぐるぐるまわってもなかなかちゃんとした情報が得られない。結局ここでなんとなくわかったような気になってる。BCM2835のGPUを使ったVideoCoreというのを前提にしてるらしい。OpenMAXというAPIが使えるらしいけどV4L2というAPIも使えるらしい。OpenMAXがV4L2を利用しているようにも思えるんだけどその関係がよくわからない。

V4L2ではフレームデータが共有メモリに展開されるようなんだけど、圧縮を解いた状態でできるかとか、どうすればトリガがかけられるのか(ソフトウェアトリガは動くように仕様には書いてある)、APIのディテールを見てみるしかない。いろいろなAPIが使えるのは一見いいように思えるんだけど、最適なものを見つけるためには結局一通り見ないといけないんだよなあ。めんどくさい。

明日からまた工場出張なので、行きの電車の中で見よう。
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