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「ハヤカワ文庫 デジタル化総選挙」 [日常のあれやこれや]

3連休で帰ってきてた娘に教えてもらった。絶版になっているハヤカワ文庫の電子書籍化がbooklistaで企画されている。投票して多いものを復刊するらしい。SFみたいなマイナーなジャンルでは絶版本の復刊ってなかなか、というかほとんどされない。電子書籍ならリスクは少ないから全部やればいいのに、と思うけど古いのは活版だったりするからそれなりに手間がかかるのかもしれない。

リストを見ると、「絶版やむなし」としか言えないのは多い(どれとは言わないよ)けど、古い名作が読めなくなっているのはやっぱり寂しい。フォワード「竜の卵」「ロシュワールド」カード「ソングマスター」バクスター「天の筏」筒井「馬の首風雲録」ホイル「10月1日では遅すぎる」シマック「都市」ヴォクト「スラン」ホーガン「断絶への航海」クレメント「重力の使命」クラーク「宇宙のランデヴー」ギブスン「ニューロマンサー」ラファティ「百人のお祖母さん」ポール「ゲイトウェイ」ムーン「くらやみの速さはどのくらい」イーガン「プランクダイヴ」こうやってあげてみるとSFの中でも偏ってるな。個人的にはクラークの共作以外とアシモフはすべて復刊してほしいし、若い人に読んでもらいたいと思う名作はやはり復刊してほしいなあ。

しかしリストを全部見てみると古いSFは読んでない方が少ないぐらい。全体を通しても5冊に1冊は読んでる。つくづく僕はハヤカワ文庫を読んで育ったんだな、と思う。

それと、レム作品の絶版率が高いような気がする。新訳の「ソラリス」と「ヨンの未来会議」以外全作品が絶版(「未来会議」も時間の問題だろうな)。レムは僕の大好きな作家なんだけど、売れないのかなあ。まあ、そうかなあ。でも、すごく悲しいなあ。
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