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ベンチャースパコン社長がNEDO助成金詐欺で逮捕 [日常のあれやこれや]

PEZY Computing社長が逮捕されたと言うニュースを知った。NEDOの助成金にApplyした人なら多分みんな感じてるんじゃないかと思うけど、僕はなんで?と思ってしまった。
NEDOの審査を普通に通って、しかもスパコン性能を騙ったわけではなくてちゃんとした評価の結果、目標を達成しているのにどういう詐欺なんだろう。その社長が単なるファンドマネジャだという指摘もあるようだけど、架空の数字ではなく実際に動作させた結果で性能評価されてるはずだし、予定していたメモリデバイスが使われなかった、と言ってもそんなもの結果オーライのはずだし。

NEDOの助成金を申し込むならみんないいことばかり盛り込んでどこまでほんとだか本人にさえわからないのが普通だろうし、開発が最終的に失敗したとしてもそれが詐欺だとはみなされない。仙台にいたころ、ほとんどSFみたいなテーマなのに助成金を手に入れた連中を僕は身近に知っている(あれはNEDOじゃなくてA-STEPだったか。どっちにしてもそれがどうなったかは知らぬが花)。

研究開発なんて失敗したら結果的には詐欺みたいなものである。件の社長は成果をそれなりに出しているのに、それより悪質な犯罪行為っていうのが想像できない。前の会社で二十数年間ずっと研究開発を続けているという連中がいたけど、僕から見るとそのほうがずっと悪質に思える。あとは数の違いぐらいしかないんじゃないのか。ほんとのところはなんなんだろう。よくわからない。誰か解説してくれないかな。
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