SSブログ

「Eject for Windows」ちょっとだけリバイズ [プログラミング]

ずっと前、まだ仙台に単身赴任していたころ、ちょこっと作ったアプリがある。僕が作ったファイルをWindowsユーザにUSBメモリなんかで渡すとき、macOSのFinderでは見えないファイルがWindowsでは見えてしまって「どれがそのファイルなんだよ」なんて怒られることがよくあった。そこでリムーバブルなボリュームにできた不可視ファイルを消してからアンマウントする「Eject for Windows」というのを作って公開した(そのいきさつファイルの探し方macOSで実装)。もう7年も前のことである....

でもこの極小アプリを気に入ってくれた人があんがいいるらしくて、メールをいろいろもらった。便利でいいとか、このフォーマットでは動かないとか、失敗したときのエラーメッセージがわからんとか、その名前はおかしいだろとか、あきらかに僕が作って公開したアプリのなかではだんとつにレスポンスが多かった。でもなぜか日本語のメールは一本ももらっていない。珍しくちゃんと日本語リソースを作ってあるのに。

ところが、いつもの僕のパターンでそのあと放置プレイに突入してほったらかしにしてた。いつまでもPPCとi386とx86-64の3アーキテクチャファットバイナリのままで、そのうちダウンロードリンクも切れたけど何にもしないでいた。

そうやって、もう書いたことも忘れてしまっていたけど、つい先日またメールをもらった。それが
Hello,
 
We are happy to announce that Eject for Windows has been awarded a special Recommendation badge by Free Download Manager according to the users' reviews!
なんていう文面で始まっていたので、また例の「おめでとうございます!あなたが当選者です!」みたいなのだとばかり思っていたんだけど、ちゃんと読んでみるとFree Download Managerでの反応がある一定数を超えたのでFree Download Managerからリコメンドしてくれる、というものだった。

具体的にいくつ反応があったのか定量的な数字はわからないけど、こんな 0819recommendedOnFDM.png
のをダウンロードサイトに貼っていいよ、とくれた。リンク先がなくてもBitTorrent経由でダウンロードできたりしていたらしい。

僕自身は今の会社に移ってから、USBメモリ経由でファイルを受け渡しすることがほとんどなくなったので完全に忘れてた。そうやって僕が忘れてしまっても使ってくれる人がいたということを知った。いや、ありがたいことだ。そしてほったらかしにしていたのは申し訳なかった。

そう思ったので、心を入れ替えてダウンロードできるようにした。これまで手元で操作できるのが便利だったのでDropboxを使ってたんだけど、無償ユーザに対するポリシの変更もあったのでDropboxはもう使うのをやめることにした。

ということでgithubにした。ソースもアプリ本体もここからダウンロードできる。でもまだObjective-Cのままだし、deprecatedになったNSWorkspaceの機能を使ったままになってる。やっぱりこれからも使ってもらおうと思うと、SwiftにしてNSWorkspaceからNSFileManagerに移された方針に従って書き直すべきだろう。大したことはしていないのでそのつもりになればすぐできそうだけど。

これを機会に他のアプリもSwift化してgithubにあげるようにしよう。githubは単なるホスト先としてしか使ってないけど、それも情報制御のしかたがちょっとずつわかってきたので、バージョン管理機能もちゃんと使うようにしていこう。

ところで、githubでmarkdownの解釈に失敗してソース文字列が表示される時がある(段落見出しが「##見出し」なんて表示される)けど何が悪いんだろう。それと、リポジトリのREADME.mdをローカライズするのはどうするの?日本語のREADME.mdを書いても表示できない。ブラウザの母語でREADME.mdの表示を切り替える方法をどなたか教えてくれませんか?


やらなきゃ、とか、やりたい、と思うことはいろいろたくさんあるんだけど、なかなか進まないな。
nice!(0)  コメント(5) 

nice! 0

コメント 5

Kaco

ちょうどネットワークサーバーを買ってmac からusbにファイルコピーしたらうまく認識してくれなくて、いろいろ探していたら、こちらにたどり着きダウンロードしました!
が、使い方がわかりましぇん! もしこちら気づかられたら、教えていただけると幸いです。 
by Kaco (2021-04-09 12:26) 

decafish

見つけていただいてありがとうございます。
デスクトップにマウントされたUSBメモリのアイコンを「Eject for Windows」のアイコンにドラッグ&ドロップするだけです。

これはUSBフラッシュメモリなどにmacOSからファイルをコピーしたとき、他のOSでは無意味なmacOS固有の「隠しファイル」を消してからフラッシュメモリをアンマウントする、というものなので、目的が違うかもしれませんが....
by decafish (2021-04-09 16:21) 

kaco

早速のコメントありがとうございます。
それが、、ドラッグ&ドロップしてもなんにも起こらないのです。。。
何かmacのバージョンとかあるんでしょうか? 
(MacOS10.14.6使用中です。セキュリティとプライバシーの設定にEject for Windowsをフルアクセスするよう設定済み)

ちなみに、間違えてUSBメモリの上にEject for WindowsをドラッグしたらUSBメモリにこのアプリケーションがコピーされてました(^^;;

もう一つちなみに、隠しファイルが邪魔なのもその理由のひとつですので目的にかなっています!! DENONのネットワークサーバーで曲を聴くためにUSBメモリにiTunesからの曲をコピーしていれて聞こうとしているのですが、不要なファイルがリストの一番最初に出てきてイチイチ邪魔なのです、、(^^;; また、ファイルエラーという表示が出るのもおそらくmacのファイルの書き込み方によるのかなと思いまして。
by kaco (2021-04-10 00:27) 

decafish

僕も試してみました。確かに動かないです。
この記事を書いた時点ではOKだったのですが、実はそのあと全然メンテナンスしてなくて、どこかのmacOSのバージョンの時点でObsoleteになったAPIを使っているようです。

申し訳ありません、お使いのmacOSのバージョンはサポートできていないみたいです。

せっかく見つけていただいたのに本当にごめんなさい。
代わりになるようなアプリを探したのですが、案外ないです。

心を入れ替えてSwiftに書き直してバージョンアップしましょう。

本当にすみません....
by decafish (2021-04-10 21:23) 

kaco

いえいえ、こちらこそお手数をおかけしました。
swiftとはなんぞや状態ですが、なんとかファイルを問題なくネットワークサーバーで読んでくれるようにいろいろまた調べてみます!!
ありがとうございます!!
by kaco (2021-04-11 10:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。