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献立02/16 [献立]

外は風が強いし、足下はぐちゃぐちゃだし、今日丸一日部屋にこもっていた。食っちゃ寝くっちゃね。誰が出るもんか。

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献立02/15 [献立]

今日はずっと雪が降り続いた。寒くて部屋でごろごろしていたけど、食べる物が無くなるので午後一で買い出しに出かけた。

部屋を出るとマンションの管理会社のおにいちゃんが雪かきをしていた。彼はこの寒いのに上半身シャツ一枚で、汗をふきながら赤い大きなプラスチック製のシャベルをふるっていた。いつからやってたんだろう。賽の河原という気もした。

ほんの近くの生協に行くだけで靴の中がぐしょぐしょになった。踏み固められていないところは湿った雪がふくらはぎぐらいまであって、歩くたびに雪が靴の中に入ってきてしまう。生協に行くとゴム製の長靴をはいた人がいっぱいいた。正解だとしみじみ思った。でも、積雪が1mを超えるようなところの人はどうしてるんだろう。胸まである長靴を履くんだろうか。そんなときはみんなで「わて、がたろでんねん」と上方ギャグを飛ばすんだろうか。

生協からの帰り、長靴のオヤジのあとをついて歩いた。彼は黙々と確かな足取りで歩いていくけど、僕は一歩ごとにHPが減っていく毒の沼でも歩いているような気になって滅入ってしまった。ちなみに僕は雪系の攻撃に対する防御力が3ぐらいしかない。このダンジョンに入る前に、お城のふもとの街で「勇者のかんじき」を買うのがきっと定石なんだろう。なんて妄想を展開していたら、前を歩く長靴オヤジが急に振り返って、南国生まれは根性が足りん、とバカにするんではないかと思ってしまった。帰り着いた後は部屋が寒いのでまた布団の中に入って寝た。食っちゃ寝くっちゃね。

夜8時頃には雪はやんでいたが、月曜は出社予定。これ、そのころどうなってるんだろう。ほんとにやだなあ。

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献立02/14 [献立]

今日も出社。足もとが悪い。帰る頃には雪が降り出した。やだなあ。

帰りぎわに同じ課の若いやつからメールが入った。僕が昔作ったプロットと同じものを描きたいのでデータをくれという。そのうちの一本は黒体放射のカーブだったので、それは式を教えた。ところがそうではなくて、波長に対する放射の値の数値列をよこせという。僕のプロットはMathematicaで描いてるので、解析的に表せるのは数値列なんか作らずに式から直接プロットを生成している。だから数値列なんかない、と答えると、作ってくれという。

ただ式の値を計算すればいいだけなのに、なぜやらないのかわからない。他に仕事があるとか、そんなつまらないことに時間を使いたくない、ということなのか。でもそれなら他人にその時間を費やさせるのはおかしいよな。よくわからないまま適当な波長刻みで値を計算してCSVファイルを作った。

僕のプロットは規格化してあった(最大値を1)のでそうしたら、刻みが荒いせい(黒体放射は滑らかなので)で1.0が出てこなくなった。最大値が波長の切りのいい数字に現れるとはかぎらないということなんだけど、なんか気持ち悪い。せっかくわかりやすい式で書けるのに、わざわざ難しいことをしているような気がしてしまった。

しかし、技術屋のくせになぜそんなことぐらいやらないんだ、ほんとに。もし彼が僕の部下だったら、まちがいなく5分間の確変説教モードに突入してたな。

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献立02/13 [献立]

今日は出社。通勤途中の足下は、食べかけのシャーベットを冷蔵庫に入れ直したみたいになってる。

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献立02/12 [献立]

昨夜仙台に戻ってきた。横浜もかなりの雪だったけど、仙台は轍の跡がスケートリンクのようになっていた。

週末に長女(もう20台半ば過ぎだけど)といっしょにプリキュアの第2回を見た。本編アニメは表情の漫画記号的なデフォルメが多い。なんとなくハートキャッチを思い出す。

本編はやっぱりEDよりずっとフラットなシェーディングだった。でも本編よりEDのプリキュアたちのほうがかわいい気がする。EDでは歌いながら歯を剥き出すようないたずらっぽい表情がかわいいし、ダンスの振り付けもよくできていて、「らららプリキュぅアッ」のところの決めポーズでたっぷり2.5拍(四分音符ふたつと八分音符)の間じっとしている(こういうのなんていうんだっけ?)というのもかわいい。

それに前も書いたけど、手足の太さがハートキャッチなんかの頃に較べてリアルに近づいていて、黄色の子なんかふとももが実においしそうに見える。あ、いやいや。しかし正直な話、あざといだけのオタク向けアニメの巨乳キャラなんかよりずっと■■■が■■■■と思う。

そういえば第2話を見ていて、敵ザコキャラの「チョイアーク」にいろんな体型のやつがいるのが気になった。番外編で仮面と黒いスーツを脱いで、それぞれ生活を語りだしたりするのか。「おれんとこ子供が三人いるだろ、この給料じゃやってらんないよ。いつまでこんな体力勝負の商売できるかわかんないし...」とか言って。

いやいや、わかっている。すでに語り過ぎという批判は甘んじて受けよう。でも、今年のプリキュアはEDがかわいいので気に入ったかも。

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献立02/07 [献立]

今日は珍しく、大学の研究室の宴会に参加した。酔っぱらってしまって、M2の学生を相手にして「就職とはどういうことなのか」という話をしているうちに、「物性を専門にする技術屋に整数論は必要か?」とか「宇宙の成り立ちを知るために加速器は最良の手段なのか?」なんていう議論を吹っかけることになってしまった。M2のみんなはジジイがまたわけわからんことをいうとるわい、と聞き流していた。

そのうちたまたま「光ディスクの歴史」みたいな話になってしまった。僕が入社したときはCDのシステムが発売される前年で、それからずっとBD発売前夜までレンズに携わってきた話をしてしまった。ついうっかり酔った勢いで自分の手柄話みたいな話をするはめになったけど、M2の学生たちは「それからどした?」みたいにずいぶん食いつきがよかった。

数学を勉強しろ、みたいな話はスルーだったけど、実際の製品に近い話は学生にも面白いらしい。「プロジェクトX」ほどではないにしても。

ところで、月曜に東京近郊出張があるので明日からうちに帰って、仙台に戻るのは来週水曜日。それまでみなさんごきげんよう。

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献立02/06 [献立]

今日寒かったのでちんたら出社したら、ずいぶん前に書いた特許の拒絶査定の申し立てのための原稿を用意しろ、とメールが入っていた。とっくに公開されてるとばかり思っていたので、慌てた。言いがかりのような関連特許に対して相違点をまとめて丸一日かけて返事を作った。夕方遅くなったせいもあるけど、他所さまの特許を読むとなんだか腹が減った。

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献立02/05 [献立]

今日は何ともめちゃ寒かった。朝外に出ると風が強くて耳がちぎれてもわからないと思いながら歩いた。

今日仙台は「真冬日」だった。「真冬日」って最高気温が0℃以下の日のことらしい。僕の生まれた神戸なんてこれに較べれば常夏の土地と言っていいし、家族のいる横浜でもこんなことはまったく経験したことはない。

もちろん、東北では仙台なんて暖かいほうらしいし、日本の外に出るととんでもないところとしか思えないところにひとが住んでいたりする。僕はといえば鼻水が凍るようなところではたぶんすぐ死ぬ。

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献立02/04 [献立]

昨日とうってかわって寒かった。設備立ち上げのために出社してるんだけど、仙石線の駅から会社まで歩いて10分ほどあって、それがけっこうつらい。

明日はさらに寒くなるらしいので、やだな。

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献立02/03 [献立]

今日は久しぶりに出社。すごく暖かくて楽だった。こないだ中断した設備の立ち上げの続きを再開した。

それとは関係ないんだけど、先週ある中堅社員と話をしていて、そいつは結果を期待するあまり、ひとつの物体のある波長の光に対する吸収と放射が一致しないような状況を想定しているということに気がついた。しかし僕はそのときキルヒホッフの法則がなぜ成り立たないといけないかを直観的に説明できなくて、そう言う状況があるとエネルギーが保存しなくなるような例を挙げて、だから成り立つんだという話をした。

彼にとってエネルギー保存の法則は心情的にはそれほど強力な法則では無いらしくて、わかったようなわからないような話でしかなかったらしい。どういう説明すればよかったのか。

でも彼も有名大学の工学部を卒業していて、物理の基礎は勉強してきたはず。僕は社内でときどきこういう種類の技術者とのすれ違いを経験してきた。今日それを思い出しながら「技術屋三原則」というのを考えた。
  • 第1条:技術者は物理法則を守らなければならない。また、それによって納期が遅れることを見過ごしてはならない。
  • 第2条:技術者は上司から与えられた命令に服従しなければならない。ただし、その命令が第1条に反する場合は、このかぎりではない。
  • 第3条:技術者は前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己の給料を守らなければならない。
いや、もちろんこれは「ロボット三原則」のパロディ。深刻な問題を考えるほど、こういうしょーもないことが頭に浮かんでしまう。このへんが僕の技術屋としての限界をあらわしてると自分でも思う。まあでもこういう性格のおかげで「行ってしま」わずにすんでるんだろうけど。

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