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Apple Silicon Macのベンチマーク [日常のあれやこれや]

Apple Silicon MacのGeekbech5データが出てる。倍、とかいうのは嘘じゃない、ということらしい。こっちにGeekbench Browserから拾ってくれてるのをみると、こないだ買い換えたばかりのMacBook Pro 13" 4ports 2GHzに対して、Single Coreで3割増し、Multi Coreで5割増しになっている。Geekbenchの3.2GHzというクロック計算が正しいとすると、性能の違いはほぼ平均クロック比ということになる。Compute Scoreでは倍を超えていて、Compute Scoreが高くなるということは高性能側のCoreのL2 Cacheが12MBなのが効いてるということなんかな。

やっぱりSingle CoreのInstruction per clockはIntelと同じようなものということなんじゃないだろうか。ARMだからというよりはIntelのレガシーがなくてそのぶん面積が減ってるということだろうな。クロックはTSMCのプロセスルールが効いてるということかな。Geekbenchがクロック計算をどうやってるのか知らないけど。

SingleよりMulti Coreの性能の向上率が高いということは、Hyper Threadingで遊んでるユニットを使い回すのより、独立した高効率Coreのほうが性能に寄与できるということかな。いくら低性能と言ってもCoreを増やすほうが面積は増えるので良し悪しだよな。高効率Coreと高性能Coreの何が違うのかよくわからないけど。たぶんベクタユニットの有無はあるよな。不動小数点演算も高効率側にはないかもしれない。チップの光学顕微鏡写真を見るとCore面積は3:1ぐらいの違いがあるので、高効率側はいろんなものがなさそうで、いろいろマイクロコードになっていそう。でもイベントで出たチップ構成の絵と全然違うがな。

Unified memoryとか言ってるけど、やっぱりインターフェイスは普通の128ビットバスのLPDDR4Xなんだ。バスが同じで配線距離がそんなに効くのかな。電気設計は楽だろうけど。SLC Cacheがまんなかに配置されてて、CPU、GPU、Neuroの全部で共通になってるということがunifiedなのかな。

え〜ん、3ヶ月早く出てくれてたら、というか古いMBPのバッテリがもう3ヶ月保ってくれてたらなあ。別にUSB-Cポートが4つじゃなきゃダメだったわけではなくて、価格対性能比で2portモデルより4portにしただけだったし。悲しい。
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